集約期間 | 2023年10月~2024年9月 |
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集計作業 | 2024年10月7日(月)16:00~18:00 |
集計場所 | ユニオンセンター堺 |
参加者 | 6人(平間,澤田,井上,佐久間,北野,湯川) |
枚数 | 22,966枚 |
送付先 | 日本キリスト教海外医療協力会 |
送付日 | 2024年10月7日(月) |
日 時 | 2024年9月14日(土)10:00~13:30 |
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場 所 | ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺 ガーデンコート |
参加者 | 36人 |
内 容 | ①講義「~ワタシのキャリアを考える!~女性のキャリア実例と自己肯定感の高め方」 講師:横道 幸広 様(一般財団法人大阪労働協会 人材開発部 堺事業部長) ②アフタヌーンティー&意見交換会 ③アンケート記入 |
本女性交流会は、毎年、組織強化小委員会委員単組を中心に選出いただいた女性の皆さんに実行委員として参画いただき、企画・運営を行っております。本年も6名の実行委員にご協力いただき、4月から3回の実行委員会を開催して参りました。
今回は、ダイキン工業労組 西田実行委員に司会を努めていただきました。冒頭、主催者挨拶として組織強化小委員会 久保田委員長から参加者に対する感謝と女性交流会を実施する目的が述べられ、交流会がスタートしました。
第1部は、「~ワタシのキャリアを考える!~女性のキャリア実例と自己肯定感の高め方」というテーマで、一般財団法人大阪労働協会 人材開発部 堺事業部長(さかいJOBステーション センター長)の横道幸広 様よりご講義をいただきました。
講義ではまず、各自でイメージする「キャリア」についてグループごとに意見を出し合いました。職場での地位向上から、出産・育児経験、そして“今いる場所”など、実に様々な意見が出されました。
ネタバレになりますので講義内容について詳しくは記載しませんが、「キャリア」の意味をしっかりと捉え直した後に、自分には出来ない、不可能だと感じている事柄に対してどの様に取り組んでいくのか考えることで、今まで描けなかった未来が見えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アンケートでも、「自分を認め客観的に見ることが大切」「考え方ひとつで自分の存在価値や自己肯定感が上がる」など、前向きな意見が多く寄せられました。
また、質疑応答では、「さかいJOBステーション」で行われている就職後のサポートにも関心が寄せられました。就職直後のつまずきを乗り越え、自己肯定に不可欠な自身の長所を知るためにも、このようなサポートは大変有効であり、素晴らしい取り組みだと思います。
講義の後は、アフタヌーンティーを頂きながらの意見交換会です。昨年に引き続き、食事を取りながらリラックスして会話することをコンセプトに、あえて食事と意見交換を区切らずに実施しました。
意見交換のテーマは「所属労組の女性活躍推進に関する取り組みについて」とし、各労組で取り組まれている制度を参考資料として配布させていただきました。参加者からは、代表格である「産休・育休」「女性管理職登用」から、「在宅勤務」「社内結婚」「制度を利用する為の環境・人間関係」についてなど幅広い意見が出され、活発な意見交換が行われました。
また、「女性組合役員」に関する負担や問題点も多数挙がり、職場での制度・環境改善が進む中、まだまだ男性主体である労働組合にどの様にメスを入れていくのかが課題となっているのだと、改めて感じました。
最後は、組織強化委員である住友ゴム労組 正木さんより、「男性の意識改革が必要であり、自身も率先して進めていきたい」という決意の言葉が述べられ、閉会となりました。
昨年もそうでしたが、たくさん意見交換をしているのに皆さんスイーツもきっちりと食べ切っておられ、見ているだけでたくさん元気をいただけました。
来年も実行委員会体制を継続して交流会を実施したいと考えておりますので、産別・単組役員並びに参加者の皆さまの積極的なご参画をお願い申し上げます。
(2024年9月6日~9日)
2024年9月6日(金)~9日(月)の3泊4日と言う長いスケジュールの中、根室平和行動に参加させていただきました。
初日は伊丹空港から羽田空港乗り継ぎ根室中標津空港に到着しました。その後、バス移動で標津町北方領土館に到着し、歯舞群島多楽島出身者の福澤英雄さんからの聞き取り学習を受けました。聞き取りの中で後で色々調べて解った事なんですが当時ソ連軍が侵攻のため乗って来た船が何とアメリカ合衆国から提供された軍艦であった事、裏ではアメリカ、ソ連の中で日本がポツダム宣言を受け入れ降伏したら千島列島を自由にしても構わないとの約束をしていた事、そして約束以上に北方四島、歯舞群島、色丹島。国後島、択捉島を占領した事、北海道の半分も手に入れようと狙っていた事などを教えていただきました。そして今なおロシアによる北方領土不法占拠が続いていること改めて知りました。
そして現在起こっているロシアによるウクライナ侵攻、武力行使による現状変更は当然許されるものではありませんがTVの映像を見ていて悲惨な状況に泣き叫ぶ子どもたち、当時の自分の姿を思い出すと福澤さんは語ってくれました。ソ連兵が突然、銃を持って土足で家に上がって来た時のこと家中の物をかき回しとにかく仏壇のおりん等の金色の物を奪って行ったこと。何故ソ連兵は金色の物に固執したのでしょうか?それはロシア建物の多く見られるモスクの屋根に似ていて国王の住む場所への憧れからの行動だったようです。
真実に驚くと共に知らない事、無関係な事は駄目だと改めて思いました。
二日目の行動は午前中に先住民族アイヌ民族資料館を見学させていただきました。
アイヌ人の文化や暮らしの様子を展示やVTRを視聴して理解を深めることが出来ました。
その後は摩周湖を経由して北方四島学習会に参加し北海道根室高等学校、北方領土根室研究会会長から若い私たちが北方領土問題に取り組んでいる理由と思いを聞かせていただきました。本当に10代でこれほどしっかりと自分の考え方を大勢の人の前で発表できていることに関心しました。その後、映画ジョパンニの島を鑑賞しソ連の侵攻、駐留で起きた様々なことを目の当たりにしました。
三日目はいよいよ2024平和ノサップ集会へ参加させていただきました。
当日は早朝から目が覚め根室の町を1時間程散歩し途中で野生のキタキツネや鹿と遭遇しました。旅館に戻りこのことを話すと時々クマも出ているとの情報も本当に北の端まで来たんだと改めて思いました。旅館を後に平和集会会場の到着し参加した連合の仲間たちと元島民の方からの切実な訴えや多くの元島民がお亡くなりになり返還運動の継続が心配な状況にあること一日でも早く問題解決を願っている事など心に刺さりました。
(2024年8月8日~10日)
当日はフライトに不安のない天候の中、予定通り伊丹空港を出発し、長崎空港に到着したが、大阪と同様に猛暑が待ちかまえており、体力に不安を抱えての行動となった。
初日は「連合2024平和ナガサキ集会」に参加し、厳粛な雰囲気のもと黙祷がおこなわれ、各代表の挨拶の後、被爆者の訴えとして長崎平和推進協会の築城様よりお話を頂いた。90歳を超える高齢にもかかわらず、被爆したときの様子や、被爆後の状態、戦後の生活について、また平和への力強いメセージを発信された。多くの戦争体験者が、当時の事について語らない、思い出したくないはずであろうが、残された被爆体験者として、戦争の悲惨さを生の声で若い人たちに伝えようとする姿勢に心を打たれる。
続いての若者からのメッセージではナガサキユース代表団、そして都道府県代表の高校生平和大使からの「核兵器の廃絶と世界の恒久平和を求める被爆地長崎の願い」とし、肉親や被爆者から伝えられた平和の大切さについての熱き思いをしっかりと語られていました。
私が学生の頃を振り返ると恥ずかしくなりますが、平和への思いをしっかりとした形で継承されてきている事がとても素晴らしいと感じました。のち、平和アピール、ピースフラッグリレーにて閉会となりました。
二日目は長崎市による、平和公園での平和記念式典に参加しました。11時2分、まさに長崎の地に原爆が落とされた時間に合わせ黙祷が行われましたが、一発で一瞬にして街を廃墟にし、多くの尊い命が奪われたこと、また、生き残った被爆者は心と身体に生涯癒えぬ深い傷跡を負っていることを思うと、こみ上げてくる感情を抑え、改めて平和への強い祈りを捧げました。その後、長崎平和宣言、平和への誓い、千羽鶴という曲の合唱で閉会となりました。
昼からのピースウォークでは平和公園および周辺地域の史跡などを、連合長崎青年委員から、それぞれの由来や歴史的な意味などについて説明を受けながら見学しました。
日暮れ前からは、参加者各自で平和へのメセージを書き込んだ万灯を浦上川沿いに捧げ、原爆犠牲者の冥福を祈り、平和行動を終了とした。
戦後79年が経ち、日本では先の大戦の記憶も風化されつつある今ですが、世界に目を向けると、終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻や、拡大が懸念される中東での武力闘争の中、「核兵器を使ってはならない」という人道上の重要な規範が失われるかもしれない危機的な事態に直面しています。先人たちの苦い経験を無駄にしないためにも、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向け、たゆむことなく行動、継承をしていかなければならない一人であることを強く認識し、長崎の地を後にしました。
■はじめに
今回、8/8~10の3日間の日程において、連合「2024平和行動in長崎」に参加させて頂き深く感謝申し上げます。初の参加という事もあり、何を感じ何を想うのか、長崎の地に想いを馳せながら出発の日を迎えました。
■1日目
・連合2024平和ナガサキ集会
被爆者代表として長崎平和推進委員会の築城昭平さんに被爆時の体験をお話し頂きました。耳を塞ぎたくなるような当時の状況を聞き、核の恐ろしさを改めて感じました。
講演では、長崎大学核兵器廃絶研究センター長の吉田文彦さんから「地球の健康/人間の健康 そして核廃絶」について講演を受けました。
若者からのメッセージとしてユース代表の平林千奈満さん廣瀬貴彌子さん、高校生平和大使のみなさんより、若い世代が継承していかなければならない熱い思いを語って頂き、次の世代へ繋ぐ強い意志を感じました。
最後に、連合長崎から連合北海道へピースフラッグリレーが行われました。■2日目
・長崎原爆犠牲者平和祈念式典
印象に強く残ったのは被爆者代表の三瀬清一郎さんの平和の誓いでした。当時はまだ10歳だった三瀬さんには耐えがたい体験だった事だと思います。
児童合唱での「あの子」という歌からは戦争の悲しさ、また「千羽鶴」からは犠牲者に想いを馳せ平和を願う強い思いが込められているのだと感じました。・ピースウォーク
ガイドによる平和公園内の記念碑や当時の跡地を巡りました。その中の一つの、発見された当時の地層に被爆時の押しつぶされた瓦礫が埋まっているのを見て、原爆の威力を改めて実感しました。
・万灯流し
平和への願いを込めて灯をともし、犠牲者の方々に安らかな祈りを願いました。
■3日目(連合大阪オプションツアー)
・軍艦島見学
端島(軍艦島)に見学に行きました。石炭産業を象徴する世界遺産に、廃墟を通して当時の栄えた街並みや人の活気が目に浮かびあがるようでした。
・大浦天主堂、グラバー邸見学
大浦天主堂とは、正式に「日本二十六聖殉教者聖堂」と呼ばれ、1862年に二十六人の殉教者たちが聖人に列せられたのを受けて捧げられた教会だそうです。
グラバー邸は、トーマス・ブレイク・グラバーが21歳で来日しグラバー商会を設立したのち、近代的な技術を用いた修船場(小菅修船場)の建設や石炭の採掘(高島炭鉱)の開設に携わり、横浜では、キリンビールの前進会社「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」の創業にも尽力したとされています。■おわりに
この平和行動を通じ、核の恐ろしさやそれがもたらす悲しみや絶望は幾年経とうと決して消える事はありません。今もなお世界には核が残り、常に脅威にさらされています。
絶対に繰り返さない為に、犠牲者となられた方々の無念の思いが眠る長崎で、核廃絶への運動は世代を通じ引き継いでいかねばならないと、強く感じました。
(2024年8月5日~6日)
広島平和集会に縁があって連合大阪の一員として参加させて頂きました。
平和公園は個人的には数回訪ねたことがありましたが、今回は連合の一員としての参加であり、改めて連合の集会の段取りに感動しました。沖縄、長崎、広島とそれぞれの平和集会をそれぞれ違った視点で捉え、全国から集まる連合に集う構成員に感動と「核の怖さ」を充分に伝える姿勢、まさにその地でその犠牲者に接していないと分からない事をこの短期間の中でメッセージとして参加した者に、否応無しに伝えてくれるそのパワーは素晴らしいことと考えます。
戦争は犠牲者の数で比較出来るものでは有りませんが、広島集会への参加者、特に外国人の多さに驚きとました。関心の高さは「世界平和」への願いを痛感しました。
これら戦争の犠牲者が全国に滞在し、今も大変な思いで生活している事に「連合として何か出来る事はないのか?」との思いで、原点に戻って考えることも必要かと考えます。
以上
「この活動は微力だけども無力じゃない。」この言葉が一番心にささった。
今回初めて平和行動に参加しました。広島を訪れたことはありましたが、原爆ドームを実際に見るのは初めてでした。原爆ドームを後世に残すために、補強工事を何度か施されていることもあり、そこだけは79年前から時が止まっているようでした。
はじめに、「ピース・ウォーク」ということでフィールドワークを行いました。連合広島の方達が、一つ一つの場所を丁寧に説明していただきました。自分自身で平和記念公園を訪れるのとは、また違うのだろうと感じました。ただ、すごく暑かったです。
「被爆79年連合2024平和ヒロシマ集会」に参加するために、広島上野学園ホールを訪れた際、ホールの入り口で高校生ぐらいの子達が募金活動をしていました。集会で印象に残っているのは、語り部による被爆体験談と高校生平和大使の活動報告・決意表明でした。なかでも、自分よりも若い世代の方達の様々な活動や言葉に感銘を受けました。自分たちの活動は、今は小さな波でもやがて大きな波となって周りを巻き込んで知れ渡っていく。これが冒頭でも言った、高校生平和大使のスローガン「微力だけども無力じゃない」ということなのだと思いました。この話を聞いて、集会前に入り口でしていた募金活動を素通りした自分が恥ずかしくなり、集会後に真っ先に募金をしにいきました。
夜の懇親会では普段関わることのない方達と話し、懇親を深めることができ、大変有意義な時間となりました。
二日目の「平和祈念式」、テレビでしか見たことのない式典に参加することができ、その時間、その場所で黙祷を捧げることができ大変良い経験ができました。ただ、もう少し近く肉眼で見たかったです。
連合大阪の皆さん、二日間お疲れ様でした。また、参加する機会があれば他の平和行動にも参加したいと思います。今回の活動で聞いたこと、感じたことは、他の方達にも伝えていきたいと思います。ありがとうございました。
以上
日 時 | 2024年8月2日(金)18:00~20:00 |
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場 所 | テクスピア大阪 402会議室 |
参加者 | 61人 |
2024年8月2日(金)、テクスピア大阪をお借りして「役員研修会・決起集会」を開催いたしました。週末のお仕事終わりにもかかわらず、地域地区役員並びに産別より63名の参加をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。
第1部の役員研修会では、野々上愛 大阪府議会議員より、「万博を通して考える地方自治体議員の重要性」というテーマでご講義をいただきました。IR・万博の議論がどのように進められて来たのか、中立性はあったのか、府民への説明はなされているのかなど、独自にまとめていただいた「夢洲開発年表」や「補正予算における専決処分割合」などを用いてお話しくださり、大変分かりやすかったです。
参加者アンケートでは、「これだけ問題の多い、多くの国民から開催を支持されていない万博を、このまま強行する意味はあるのか疑問」「夢洲のガス事故などはすでに解決したものと考えており、今日お話を聞いて驚いた」など、率直な意見が寄せられました。
また、それらと切り離せない問題として、首長と単独過半数を占める第一会派の政党が同一であることにより、議会が正常な作用をもたらしていない現状に強い危機感を覚えました。参加者の皆さんも、私達の声を届ける地方自治体議員の重要性を再認識出来たのではないでしょうか。
休憩を挟み、第2部では9月に実施されます和泉市議会議員選挙・泉南市議会議員選挙の決起集会を開催いたしました。森議長の主催者挨拶に続き、森山衆議院議員・池田フォーラム特別会員による連帯の挨拶で場をあたためた後、浜田ちあき予定候補者・河部まさる予定候補者より、今後へ向けた力強いアピールをいただきました。各候補者へは、きずなの会代表より激励の言葉とともに檄文が手渡され、会場は熱い拍手に包まれました。
最後は平間堺地区議長・久保田泉南地区議長・田中泉州地区議長による決意表明と、思いのこもった「団結ガンバロー」で心をひとつにし、会が締めくくられました。皆さん、遅くまでの集会参加大変お疲れ様でした。
日 時 | 2024年7月27日(土)13:00~17:00 |
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場 所 | ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺 ロイヤルホール2 |
参加者 | 132人 |
<自治体代表者> | 高石市 畑中政昭 市長/和泉市 辻宏康 市長 泉大津市 南出賢一 市長/忠岡町 杉原健士 町長 貝塚市 酒井了 市長/泉佐野市 千代松大耕 市長 泉南市 山本優真 市長/阪南市 水野謙二 市長/岬町 田代堯 町長 堺市 本屋和宏 副市長/岸和田市 波積大樹 副市長 |
<連合大阪> | 芝将人 事務局長/牟田和広 副事務局長 澤谷誓之 副事務局長/梅澤健 専門部長 |
<大阪南> | 地域・地区役員/単組役員/きずなの会会員 |
内 容 | ①主催者挨拶 連合大阪南 森 義仁 議長 ②上部団体挨拶 連合大阪 芝 将人 事務局長
③自治体発表 テーマ:「住民に身近な行政サービス・震災対策について」 |
毎年開催しております連合大阪大阪南地域協議会「首長との政策懇談会」も、今年で10回目を迎えました。本懇談会は、連合大阪の重点課題である「各自治体に対する政策・制度予算要請行動」の一環として開催しており、毎回テーマに沿って各自治体の特徴的な取り組みを発表頂いております。
今回は、昨年までの数名ずつご登壇いただくシンポジウム形式ではなく、首長お一人ずつにご発表いただき、最後に質疑応答を入れる形式に変更してみました。10回目にして初めての質疑応答でしたので事前準備がかなり大変でしたが、その分メリハリのある良い懇談会になったのではないでしょうか。長年の課題であった「一方通行」も少し解消されたかと思います。
終了後実施いたしました参加者アンケートでも、「一人ずつの発表で良かった」が82%、「時間配分が丁度良かった」が90%、「質疑応答は必要」が70%と、運営側の狙い通りの結果が出ましたので、来年もこの形式を継続できればと考えております。
本懇談会にご協力いただいた全ての方に感謝申し上げると共に、来年以降の引き続きのご理解、ご協力をお願い申し上げます。有難う御座いました。
発表 | ◆たじりっちポイント事業 ・健康ポイント(ウォーキング・健康事業参加で加算) ・ボランティアポイント(ボランティア参加で加算) →ポイントが貯まるとプレミアム商品券に交換できる ◆田尻町がんばる若者応援制度 ・奨学金支援 ・夢サポート事業(近隣市町在住者を対象とした給付金制度) |
質疑 | 現在の登録者は1割とのことですが、たじりっちポイント事業に関する町民周知方法について教えてください。 |
回答 | 最初は100人程度の登録だったが、「紹介ポイント(500p)」を導入したら2~3年で800人に増えた。効果を感じている。 |
発表 | ◆教育支援センターの設置 ・誰一人取り残さない学びの保障に向けた取り組み ・キーワードは「みっけ(3’K)」(きづく・きめる・かかわる) ・相談機能・児童生徒支援機能など、一人ひとりに応じた対応を実施している ◆女性防災士を含む防災士のフォローアップ ・令和元年度99名が「防災士」資格を取得したが女性は9名 ・令和5年度「女性防災士研修」を開催 →64名が女性防災士資格を取得 |
質疑 | 女性防災士が知識を十分に発揮できる機会の創出が必要だと感じますが、フォローアップはどのようにされていますか? |
回答 | 9月にフォローアップ研修(HUG(ハグ)訓練)を予定。防災士の連携も深めていただけるようにしたいと考えている。 |
発表 | ◆移住者・定住者に優しいまちづくり ・新築・中古住宅購入費の補助、住宅補助制度の導入 ・最大60万円の結婚新生活支援事業、最大10万円の奨学金返還支援事業 ・18歳までの医療費無償化、保育所・小学校での給食費無償化 ◆船舶を活用した海からの災害対応について ・「瀬戸内・海の路ネットワーク」に参加
・深日港において海路での輸送訓練を実施 |
質疑 | 移住・定住者に向けて町長としての目玉は何ですか? |
回答 | 子育て世代をしっかりと支えたい。 今年度から新たな取り組みとして行っている小学校の給食費無償化について、来年は中学校も無償化していきたい。 |
発表 | ◆2市1町広域連携に関する協定 ・都市間「競争」ではなく「共創」を柱に、広域事業の共同化等についての調査・研究を目的としている ・2市1町の地域活性化及び持続的発展に資する取り組みを行う為のプラットフォームになっている
(取り組み例:広報連携企画・福祉バスの相互利用など) |
質疑 | 2市1町連携で忠岡町としての本当の狙いは特にこれという事案はありますか? |
回答 | 継続して忠岡町に住んでいただくことが第一ではあるが、町独自では難しいことも多い。 この協定を活用し、住み続けたい、住んでみたいと思われる町づくりを目指している。 |
発表 | ◆健康マイレージ事業(デジタル化)「愛称:さのぽっ歩(さのぽっぽ)」 ・令和6年4月にデジタル化 ・年間最大10,000ポイントをさのぽと交換できる ・アプリに慣れていない高齢者向けのセミナーにも力を入れている ◆震災対策(トイレトレーラー等) ・令和6年2月導入(泉佐野へ来る前に珠洲市で活躍) ・災害派遣トイレネットワークプロジェクトに参加
・今後はイベント等でも使用し、周知啓発を行っていく |
質疑 | トイレトレーラーの更なる活用法やメンテナンスについて考えていることがありますか? また、メリット・デメリットについても教えてください。 |
回答 | メンテナンスはし尿処理業者に委託。 必要な場所にすぐ持っていけること、ネットワークに入れていることは大きなメリットになると考えている。 |
発表 | ◆子ども・子育て(SENNAN LITTLE PARK りるぱを開設) ・雨の日や猛暑日に乳幼児が安心して遊べる広場として好評 ・オープンから2ヵ月半で延べ利用者10,000人を達成 ・既存施設内に開設したことで施設の稼働率が向上した ◆防災アプリの導入 ・浜手地域における防災無線が聞こえない問題に対応 ・プッシュ通知で防災情報が届く ・危険箇所などの写真投稿、職員の参集状況把握なども可能 |
質疑 | 次なる子ども支援や教育行政への思いはありますか? |
回答 | 現在は未就学児中心の支援。小学生・中学生が遊べる空間が足りていない。 校区ごとにアンケートを取ってどのような場が望まれるのか調査している。 |
発表 | ◆楽しさと学びを提供する「はんなんの海の活動」 ・阪南市の財産は大阪府で唯一残された自然の藻場である ・公民連携による子どもを中心とした海の再生・保全活動を実施 ・「はんなん海の学校」を開校し、海洋教育に力を入れている ◆防災・減災レジリエンスの強化 ・住民参加型(全市民対象)の「防災訓練」をおこなう ・災害時の対策に繋がる給食センター改修・体育館空調機購入を実施 |
質疑 | 海洋教育は毎年どれくらいの規模でされていますか? |
回答 | 全小学校・全学年・各教科に渡って実施している。 |
発表 | ◆万博をきっかけとした「共創」の推進 ・万博をきっかけとした新たなイノベーションを起こしていきたい ・産官学の連携により新たなチャレンジを実施する団体を公募・選定・支援 ◆公共交通再編事業 ・6月に地域公共交通計画を策定 ・駅間や主要施設を結ぶ定時定路線バス等の実証運行を実施 ◆能登半島地震の対応を踏まえた貝塚市地域防災計画の改定について ・自主的に設定する「届出避難所の把握」 ・指定避難所での要配慮者や感染者等の対策(分離スペースの確保) ・避難所となっている学校の再開に向けた指定避難所の段階的な集約 |
質疑 | 貝塚市としての地域防災の根幹は何と考えていますか? |
回答 | 自助・共助・公助の自助(避難のタイミングを逃さない)が最も重要。 一人で避難出来ない方を補助する「個別避難計画」に力を入れている。 |
発表 | ◆「女性をはじめとする多様な人材への就職支援」 ・総合支援拠点「さかいJOBステーション」を開設 ・主に「若年者・女性・企業」を対象に伴走支援・定着支援を行っている ・子育て中の女性潜在求職者掘り起こしを目的としたサークル活動等を実施 ・シニア向けには無料で技術・免許を取得できる講座を実施 |
質疑 | 2040年に向けて労働者不足が深刻化する中、多様な就職支援についてどのようにお考えですか? |
回答 | デジタル化で生産性を上げるだけでは解決できない問題である。 多様な人材、とりわけ高齢者が活躍出来る社会の構築が必要。 シニア向けの就職支援に力を入れていきたい。 |
発表 | ◆「行政手続きのオンライン化」が果たすべき役割 ・DX化は業務フローを改善してからを行わないと費用がかかる ・「未来を切り開く・変革する市役所」をコンセプトに行動指針・めざすべき姿を設定 ・市民に見えやすい取り組みとしてイベント等の申込からオンライン化を実施 ◆能登半島地震に対する岸和田市からの支援 ・派遣した職員から直接報告を受け、震災時の課題を共有 ・大勢の支援が来た時のマネジメント(災害時受授体制の拡充)が重要 |
質疑 | DX化の最終到達点はどのような行政経営を考えられていますか? |
回答 | DX化は人を減らすことが目的ではない。 |
発表 | ◆高石市地震・津波総合避難訓練 ・平成23年度より実施しているが、マンネリ化・参加者の偏りが課題 ・現役世代の参加を促すため、今年度は日曜日に実施予定 ・あわせて、「個別避難計画」「防災行政無線」の整備を実施している ◆地域コミュニティ再生支援事業補助金 ・コロナで希薄になった地域コミュニティを元気にすることが目的 ・こども食堂・シニアクラブ・NPO法人など様々な団体が活用 ◆ボランティアポイント事業(ちょこっとたすけあいサポーター支援事業) ・地域福祉を支える人材の高齢化・固定化が課題 ・ボランティアポイントを付与することで新しい人材の関わりを増やしたい |
質疑 | 地域コミュニティ再生支援事業について、どのようなイベントが開催されることを望まれますか? |
回答 | コミュニティのあり方が多様化している。 |
発表 | ◆食料危機を想定した泉大津市の災害対策 ・独自のサプライチェーンを構築 ・都市部と直接繋がり出口を作ることで農山村が安心して生産できる ・官民官のシンプルな流通で市場価格に左右されない ・令和5年度には自治体間農業連携先として6自治体を選定 ・まずは泉大津から「何があっても食べていけるまち」を作りたい |
質疑 | 今後、野菜、肉、魚など、他の食糧確保への展開は考えていますか? |
回答 | 米・水・塩があれば人間は生きて行けるのでまずは米から始めている。 |
発表 | ◆新しい学校の形「特認校制度」「施設一体型義務教育学校」 ・令和7年に特認校制度を採用した「槇尾学園」を開校 ・市内で3校目となる小中一貫校「富秋学園」を令和9年に開校予定 ・図書館の地域開放など、地域とともにある学校を目指している ◆能登半島地震に係る支援 ・テント村の設置・運営を担当 ・自助を支える公助、共助を支える公助をしっかりと充実させていきたい |
質疑 | 新しい学校のかたちに移行する際に、教員の働き方について見直された点はありますか? |
回答 | 留守電・自動採点システムの導入など様々な取り組みを進めている。 |
(2024年6月23日~25日)
<一日目>
■対馬丸記念館見学
那覇空港へ到着後、まずは対馬丸記念館へと向かい、語り部の方のお話を聞きました。沖縄からの学童疎開船「対馬丸」が敵軍の魚雷攻撃を受け、多くの学童が犠牲になった話を聞きました。たくさんの子供たちが命を奪われるという事は即ち、未来や夢、希望が奪われることであり、二度と繰り返してはならないと感じました。
■平和オキナワ集会
オープニングの伝統の太鼓の舞のあと、「沖縄国際大学教授 前泊博盛氏」の講演会が行われました。
不公平な内容の日米地協定の成り立ち、米軍による犯罪率の上昇、日本における米軍基地の負担など、様々な問題について学びました。
<二日目>
■アブチラガマの見学
「ガマ」とは自然に出来た洞窟のことで、沖縄戦では避難場所や日本軍の施設として使われていました。「ガマ」の中は一切明かりの無い暗闇で、懐中電灯が無ければすぐ目の前の人でさえ見えない状況でした。ここに戦争で傷を負った負傷兵がたくさん運び込まれ、さらに重症患者の治療看病を女学生で構成されたひめゆり学徒隊の方々が行っていたと聞き、とても辛い気持ちになりました。
■ひめゆりの塔
「ひめゆりの塔」では当時の戦争を経験された方々の証言映像が上映されていました。その中には軍艦から砲撃されている映像や、火炎放射器で辺り一面を焼き払う、死体が引きずられている等、残酷で惨いものが多くありました。
多くの若い学生が犠牲になった悲惨さはもちろん、一緒に逃げた友人が亡くなり、残された人の苦悩というものもあるんだと考えさせられました。
<三日目>
■嘉手納基地見学
嘉手納基地の反対側から見学しました。多くの戦闘機に加え、広大な土地と大量の弾薬庫を見て沖縄における基地の割合の大きさを実感しました。戦闘機の着陸時には、すさまじい轟音が鳴り響いて驚きました。見学で訪れていた我々と毎日のようにこれを体感している沖縄の人々とは、また感じ方が違うと思いました。
旧海軍司令壕
中には当時の武器や、医療器具の展示や当時の戦争の進捗状況が示されていました。
内部は想像以上に深く広い空間も多数ありましたが、当時4000人を超える人々がこの壕の中でひしめき合う様に過ごされていた話を聞きました。
<最後に>
6月23日は「慰霊の日」 沖縄にとって特別なこの日に沖縄を訪れることができ、とても貴重な経験をすることができました。戦時中の情景や基地の問題を改めて知る事ができました。世界では今まさに戦争が起こっている国もあり、戦争の悲惨さ、平和の尊さについて、これから仲間に伝えていきたいです。
<一日目>
■対馬丸記念館見学
沖縄から九州へ疎開する対馬丸が米軍の潜水艦の攻撃を受け沈没しました
亡くなった何百人もの生徒達の顔写真が並び一人一人写真を見て無念さを感じました
■平和オキナワ集会
オープニングの青年部による伝統の太鼓の舞のあと沖縄国際大学教授 前泊博盛氏の講演会が行われました
米軍による犯罪、公害率の上昇、本土の人間からはわからない現地の方との衝突
軍事力の弱い日本において守ってもらう米軍との関係が絡まりどうバランスを保てばいいのか、僕には答えを出せませんでした
<二日目>
■アブチラガマ見学
重傷者の受け入れ先となった鍾乳洞アブチラガマの見学に参りました
中は移動するのも一苦労で湿気も多く暗く本当に人が住めたのか不思議に思える環境でした
こんな劣悪な環境で重傷者の最期を看取った女子学徒の方たちの苦悩が痛いほど理解できました
■ひめゆりの塔
沖縄本土襲撃から逃げ惑う女生徒達の記録を拝見しました
当時を生き延びた方たちのインタビューでの泥水をすすって耐えた自決用の手りゅう弾を渡され捕虜にすらなれなかった
火炎放射器の凄まじさなど心が締め付けられました
<三日目>
■道の駅かでなから嘉手納基地見学
道の駅で魅力的なお土産が多く(Tシャツ、キーホルダー、お菓子)想定の3倍は購買してしまいました
その後外側から嘉手納基地を見学しました
飛行機の発着などは見ることができませんでしたが広大な土地と大量の弾薬庫を見て圧倒されました
■旧海軍司令壕
沖縄戦線での重要な施設旧海軍司令壕の見学にも参りました
狭く暗い豪の中横になるところもなく立ったまま眠り戦いに赴く劣悪な環境で日本の追い詰められた戦いを思うと心が苦しくなりました
<最後に>
戦争の悲惨なお話は原爆を投下された広島、長崎が有名でよく知られていますが沖縄でも同じくらいの悲惨な話がありそのことが知れたのが大きな収穫でした
沖縄は米軍基地の問題もありまだ戦争中かのような雰囲気もあり解決へ向けて遠い道のりがあると感じました
これから沖縄に注目し問題解決の力になれたらと思います
日 時 | 2024年7月6日(土)17:45~19:45 |
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場 所 | スターゲイトホテル関西エアポート 28階 |
参加者 | 20人 |
日 時 | 2024年6月28日(金)~29日(土) |
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場 所 | 富山県~石川県 |
参加者 | 21人 |
行 程 | <1日目> 13:30 富山県高岡市 能作・本社工場(視察・鋳物体験) 17:00 連合南・大阪南労福協 幹事会 <2日目> 9:00 能登食祭市場(仮店舗で土日のみ営業) 9:40 石川県七尾市 一本杉通り商店街 視察・寄付 |
連合大阪南結成35周年事業として、宿泊幹事会を兼ねた「北陸復興支援視察」を実施しました。
事務局としての企画は昨年末から始まっており、当初は北海道・東北・福岡・熊本などのプランを考えていましたが、1月1日の能登半島地震を受け、急遽北陸方面へ変更することとしました。この時は、6月末ならばある程度復興が進んでいて観光に行く事が支援につながる時期だろうと、本当に甘く考えていました。
しかし、何ヵ月経っても断水が続き、道路もどこまで行けるのか未知の状態で、次第に能登方面へ行くことへの罪悪感が勝ってきました。旅行会社の方のご尽力により、七尾市で復興へ向けて前向きに取り組まれている「一本杉通り商店街」を視察させて頂けることになり、ようやく最終行程が確定した時には、地震から半年が経過していました。
1日目は、まだ新しい北陸新幹線に乗って富山県へ向かいました。富山も地震による道路被害などが完全には復旧しておらず、所々に爪痕が見られましたが、翌日の石川に比べるとかなり復旧している様に感じました。
射水市で昼食後、せっかくなので体験をということで、高岡市にある鋳物メーカー「能作」で工場見学と鋳物づくり体験をしました。小皿とぐい呑みに分かれて作ったのですが、皆さんが普段以上に真面目な顔で説明を聞き、真剣に取り組まれていたのが印象的でした。若干のトラブルはありましたが、全員上手に出来て良かったです。
その後、地震で断水被害等にもあわれた同じ高岡市の旅館へ向かい、幹事会を実施しました。断水以外にも諸々の被害はあったそうですが、今は綺麗に補修されており、宿泊客もたくさんいらっしゃいました。お食事もお部屋もお風呂もとても良かったです。
2日目は8時に宿を出発し、バスで石川県七尾市へ向かいました。七尾へ入ると崩れた屋根を覆うブルーシートがたくさん目に入り、頭にぱっと台風21号の時の大阪が浮かびました。そして、震災から半年も経つのに何故屋根だけの修繕がこんなにも進んでいないのだろう?という疑問も浮かびました。
道の駅「能登食祭市場」が土日のみ仮店舗で営業されているとのことで、まずはそこへ向かい、お土産を買わせて頂きました。地面の隆起や津波の跡が残る中、通路で工夫しながら販売を続ける方々からは、ここを必ず再生するのだという強い気持ちを感じ取ることが出来ました。
集合写真を撮ってくださった職員の方に、「元通りになったら是非また来てください」とお声がけ頂きましたので、復興状況を確認しながら、その日を楽しみにしています。
食祭市場のすぐ近くに、「一本杉通り商店街」があります。冒頭で書いた通り、今回のメインはこちらの振興会会長である高澤様にお話を伺い、商店街をご案内いただくことです。
最初に、「花嫁のれん館」の横にある「寄合い処みそぎ」にて30分程お話を聞かせて頂きました。一本杉通りには、築百年を優に超える国登録有形文化財の貴重な建物がいくつもあり、商店や住居として使用されていたそうです。高澤様の「高澤ろうそく店」もそのひとつです。それらが、今回の地震により甚大な被害を受けました。文化財以外の商店も、多くが全壊や半壊の被害を受けました。それでも高澤様は、地震の翌日には家族会議を開き、復興へ向けた想いを固められたそうです。淡々とした口調ではありましたが、言葉の端々に、地元への深い愛情と、振興会会長としての強い責任感を感じました。
ご案内いただいた商店街は、再建に向けて動き出している建物と、震災当時のまま全壊した姿で残っている建物が混在しており、正直、どの様な言葉を発していいのか迷ってしまいました。解体が進んでいないとは聞いていましたが、シートで囲われていたり、日用品などは取り除かれているものだとばかり思っていましたので、家電や衣類もそのままの状態で残っていることに強い衝撃を受けました。そして、来る時に見たブルーシートが多く残る理由を理解しました。
人も物も圧倒的に足りていない。そんな中、ボランティア含め、行動出来る一部の方の負担がどんどん膨れ上がり、物理的にも気持的にもキャパオーバーになりつつあるのだと思います。半壊した住居で当たり前の様に日常を過ごすお年寄りの姿に、悲しさと憤りと、自分自身に対する情けなさを感じ落ち込みかけましたが、こちらが下を向いてどうする!と反省し、気持ちを切り替えてしっかりと現状を目に焼き付けてきました。
昼食は、能登千里浜レストハウスでの浜焼きBBQでした。何日か前のニュースで観光客が戻っていないと報道していたのですが、レストランはほぼ満席で、少しほっとしました。復興支援の一環として全員がたくさん飲食した結果予算ギリギリになってしまいましたが、今回はこれで良かったと思います。
帰りの金沢駅でも皆さんお土産の山を抱えており、この視察で出来る支援は十分に果たせたのではないかと感じております。
改めまして、高澤様はじめ七尾市の皆様、企画に奔走してくださった旅行会社の田中さん、参加者の皆様に感謝を申し上げ、結成35周年記念事業「北陸復興支援視察」の報告とさせて頂きます。
36年目からの連合大阪南も、組合員目線・生活者目線を忘れず、もちろん被災地支援も怠らず、そして現退の区別なく皆仲良く活動出来ればと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
6月28日~29日にかけて「連合大阪南地域協議会結成35周年記念事業」として、北陸復興支援視察団とし、本年1月1日に発生した能登半島地震の現状と支援のため、現役員ときずなの会の皆さんにもご協力頂き、21名で富山県・高岡市から石川県・七尾市へと行って来ました。
能登半島地震においては、高岡市で震度5強、七尾市では震度6強~6弱といった揺れが観測されたとのことであり、その爪痕は半年経った現在も残されたままでありました。
特に、七尾市でお邪魔した「一本杉通り商店街」では、震災前は40店舗以上が軒を並べる商店街であったとのことですが、震災の影響により、現在では仮店舗などで約6割程度が何とか再開がなされているものの商店街の中には、現在も家屋の倒壊や道路の段差等が当時のまま残されている状況となっていました。そのような中でもお話し頂いた高澤さん(高澤ろうそく店の代表で、ご自身の店舗も半壊され、現在は仮店舗で営業を再開)は、商店街の復興を強くお持ちであり、またご自身の店舗を必ず復活させるとの想いも語って頂きました。商店街は、震災1カ月後にはテント店で出店する「復興 一本杉マルシェ」を開催し、以降定期的に開催され、多くの方が来られているとのことで、商店街の復興に向けて少しずつ前に進んでいるとのことでした。私も和ろうそくを購入し、少しばかりのご支援をさせて頂きました。
今回参加して思ったことは、復興は道半ばではなく、ほぼ進んでいないというのが感想でした。震災から半年がたった今でも公費解体された家屋は4%程度にとどまり、安心して暮らし続けられる住まいを確保できない状況が続いています。これからも切れ目のない支援を行い、復旧から復興へ加速されることを切に願うばかりです。
最後に今回、帰阪のために北陸新幹線の乗車が金沢駅からでした。震災後は観光も下火になったとのことでしたが、金沢駅には多くの観光客が訪れていることに少しばかりほっといたしました。今回貴重な経験をさせて頂きましたことに感謝申し上げ、途中寄らせて頂いた食祭市場で掲げられていた言葉を書き留めておきます。
「負けないぞ!!七尾!!皆んなで支えよう能登半島」
初日はあいにくの雨模様でしたが、2日目は晴天に恵まれ、北陸復興支援視察が始まりました。現地の案内をしてくれる高澤さんと合流したのは「寄り合い処 みそぎ」。前田利家が築いた小丸山城(今は城址公園)のふもとにある光徳寺の大屋根が破損しているのを見て、まだまだ大変だな~と思いながら、現地の話を聞きました。しかし、現場を視察して、その思いは一変しました。重要文化財に指定されている、古き良き建物が、復元のために時間をかけているのはやむを得ないとしても、一般の民家までが崩れたまま、元旦の姿を残していました。中には、崩れた家の下に、車が挟まったままのところも。震災から半年、私たちは、何をしてきたのでしょうか。
今も、各地方連合会からのボランティアが、七尾市のベースキャンプを拠点として、珠洲市・輪島市を中心に活動を展開しています。過去を変えることはできなくても、未来を変えることはできると思います。半歩ずつ、一歩ずつでも、長く続ければ確実に前進できます。今こそ、連合の力を見せる時ではないでしょうか。北陸復興視察団にきずなの会会員にも参加の機会を頂き有難うございました。
昨年の大阪南労福協周年事業の東日本震災視察ボランティア活動にも参加をさせて頂きましたが、天災地変の恐ろしさを改めて噛み締めました。
そして、地震大国日本に生活する我々にとっては避けて通ることの出来ない人生の試練と受け止めなくてはなりません。復興に邁進する国民性は、震災のたび感動させて頂きます。
今回の視察地、七尾市市街地の被災状況は、マスコミ報道以上に酷い現況を目の当たりにしました。語り部の一本杉商店会会長からは、加賀藩の歴史背景から明治の貴重な文化財も紹介され、それらが一瞬に崩壊した惨状について語られました。全ての建物は、一部損壊以上の被害であり、再建やむなしの状況でした。開業している一部店舗にも客は皆無でした。しかし、復興にむけた力強い住民の志、決意も伺いました。頑張って欲しい。
「時間が止まっている」
令和6年能登半島地震が発生して半年が過ぎようとしていますが、七尾市の一本杉通り商店街の現況には、驚くばかりでした。
建物には「危険」を表す赤い紙が、多くの建物で見られ、地震直後の壊れたままの建物、修理の進まない建物が、異様な姿で鎮座していました。地震直後の姿なら当然ですが、半年が過ぎてもなお、復興が進まない状況を目の当たりにし、抱える課題の大きさを感じました。
しかし、一本杉通り商店街の代表者のもう一度この地で再起を図るという力強い決意を聞き、私自身、息の長い、継続的な支援を行っていきたいと思いました。
サンダーバードから敦賀での北陸新幹線への乗り換えがわりとスムーズであったことと、思った以上に早く「新高岡」に到着した感じがしました。やっぱ新幹線は早いですねぇ。
しかしながら、北陸新幹線を京都できれば新大阪まで迅速に延伸していただきたいと強く願います。
さて、今回の視察では初日の鋳物体験がとても楽しかったこと、そして2日目の七尾「食祭市場」で、お話させていただいた地元の方々がとてもお元気だったことが印象に残ってます。
復興は道半ば、いやいやまだまだだと感じました。引き続き支援していくことが大切ですね。
今回、大阪南の結成35周年記念事業「北陸復興支援視察団」に参加し、現役・きずなの会の皆さま方と共に、21名で富山・石川県へ行ってきました。その中で印象深かったのは、石川県七尾市の一本杉通り商店街にて、商店街の振興会長の方より被災状況などの話しを伺い、商店街を案内していただいたことです。実は私、6月上旬に「令和6年能登半島地震 連合被災地救援ボランティア」に参加し、1週間ほど輪島市の方で活動をしてきました。輪島市の被害状況と比べると、七尾市の方はまだマシでしたが、震災から約6ヵ月が経つのに、倒壊や破損した建物などがいくつもあり、復旧はまだまだ進んでいないと強く感じました。それでも地元の人たちは、悲壮な様子を見せず、明るく笑顔で振る舞っておられ、彼らの心中を察すると私たちにもっと何かできることはないのか、と自問させられました。その気持ちを忘れず、被害の状況や震災への備えの大切さを、周りの人たちに伝えていきたいと思います。
この度の視察にてお世話になった現地の皆さまに感謝を申し上げるとともに、被災された方々へ衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。2024年1月1日能登半島を襲った大地震はあれから半年が過ぎようとしている。6月29日に震災地の七尾市、一本杉通り商店街を訪れ振興会 高澤会長の語り部で当時の様子と現在復興に向けた活動が語られました。高澤会長は商店街で和ろうそくの製造販売を営まれてましたが店舗は震災で半壊し立ち入ることもできません。1月3日には家族会議で店舗再開することを決められ今まで商店街の復興にご尽力されています。今では約6割の商店が戻ってきたそうですがお話を聞いた後、商店街を散策しましたが国登録有形文化財に指定され古い木造建築物が倒壊する等、震災当時のままで復興が中々進んでいない状態でした。
この状況を見ると能登半島の奥地で輪島方面は火災もありテレビの画面で見る以上に悲惨な状況と感じ取れました。
連合大阪南地域協議会結成35周年記念事業「北陸復興支援視察団」に今回は、きずなの会会員として参加いたしました。これまでは、現役役員であり事務局として参加していましたので、視察研修に特化した体験ができとても有意義な体験ができました。
今回の視察では七尾市で復興へ向けて前向きに取り組まれている「一本杉通り商店街」の視察を主体に被災地の現状を見ることができました。
七尾市の市街地の現状は、復興とはほど遠く、倒壊家屋に潰された車両もそのままで、道路も段差が残されたところが残っています。
私は、被災後に水道の給水支援部隊の一員として避難所へ水を届ける取り組みに参加いたしました。当時は被災地の水道管が分断され避難生活も大変厳しい状況でした。給水支援と並行して、水道管の復旧作業も全国からの支援で進められましたが、復旧作業は5カ月以上にも及びました。
このような状況のなか、今回お話しを頂いた一本杉通り商店街振興会会長の高澤さんをはじめ商店街のみなさまが、復興への気持ちを強く持ち「復興 一本杉マルシェ」の開催等、商店街の復興に向けた歩みが進んでいたことを知ることができました。また、こうした取り組みに東北で被災され復興に携わった方々が支援をされたと聞き、地域を超えた方々のつながりに大きな感動をうけました。
しかしながら、国や自治体が取り組まなければならない公費での家屋の解体作業は、解体を希望されたうち4%程度にとどまり、支援住宅の確保もままならない状況が続いています。この視察では津波被害や倒壊し火災にあった地域の視察はご遠慮させていただきました。それだけ復興が進んでいない現状を理解いただきたいと思います。
被災地への国からの財政・人的支援の集中配置が今まさに必要です。
最終日に、千里浜の海岸を見学することができました。給水支援のときは、被災地では宿泊できない状況でしたので金沢市内から日の出前に出発し、日没後に被災地を出発する日々で、暗闇の中景色は一切見れませんでした。今回、雄大な砂浜の景色と、観光される方々が徐々に増えてきている姿をみることができました。
連合加盟組合におかれましても復興支援の観点からも視察・観光を是非ともご検討いただければと思います。
最後に、この視察において現地で対応いただいた皆様、企画運営いただいた役員、事務局の皆様に感謝を申し上げます。
今回の視察で一番記憶に残っているのは、七尾市の一本杉通り商店街振興会会長の高澤さんのお話です。震災時の悲惨な状況がわかると同時に次の日には家族で相談し「この店を元通りに戻そうと決めた」とお話しされていました。とても穏やかな語り口の中に、秘めておられる熱い思いを感じることができました。その後の復興に向けた地道な活動も感銘を受けるばかりでした。さぞかし、元気を取り戻しておられるのだろうとその後の一本杉通りを歩きましたが、1月1日のまま残っている建物があちらこちらに。想像していなかった自分が恥ずかしくなりました。もう半年、いやまだ半年なんだと感じさせられました。今回見たもの学んだことを単組でも広げたい。そして何より子どもたちに返していきたいです。
日 時 | 2024年5月23日(木)14:00~24日(金)16:00 |
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場 所 | ホテルモントレエーデルホフ札幌 |
主 催 | 連合北海道 連合石狩地域協議会 |
参加者 | 大阪南 森議長,中井副議長/堺地区 平間議長,満重事務局長 |
◆次第
<1日目>
1.開催地協挨拶 連合石狩地協(札幌地区連合) 会長 吉田 賢一
2.来賓挨拶 連合北海道 会長 須間 等 様
札幌市長 秋元 克広 様
3.全体テーマ「札幌市における性的マイノリティへの理解促進の取り組み」
講演① 行政の立場から 札幌市市民文化局男女共同参画室
ビデオ上映 連合北海道2022全道メーデービデオ上映
講演② 自治体議員、当事者の立場から 渕上 綾子 北海道議会議員
4.地協報告
①仙台地域協議会
②大阪市地域協議会
6.地協事務局長会議(事務局長のみ参加)
7.夕食懇親会
<2日目>
視察 ・北海道ボールパークエスコンフィールドHOKKAIDO 見学
・サッポロビール北海道工場 見学
◆報告
日程は2024年5月23(木)14時~24(金)間、ホテルモントレエーデルホフ札幌の13階「ベルベーレ」にて開催されました。
参加者は15都府県20政令指定都市中、18の地域協議会が参加し延べ165名が札幌の地に集結しました。
大阪南地域協議会からは私の他に中井副議長・平間副議長・満重事務局次長の4名が参加してきました。
開催地協の連合石狩地峡会長(吉田 賢一)挨拶に始まり来賓には連合北海道会長 須間 等様、続いて札幌市長の秋元 克広様に挨拶を頂いた後、全体テーマ「札幌市における性的マイノリティへの理解促進の取り組み」について最初に札幌市市民文化局市民生活部 男女共同参画室男女共同参画課 青田 直子課長より講演をいただきました。
主な取り組みは
・札幌市パートナーシップ宣誓制度
・LGBTほっとライン(電話相談)
・札幌市版ALLYマーク
・札幌市LGBTフレンドリー指標制度
・#SAPPORO DIVERSITY (セミナー)の5項目について講演頂きました。
全てご紹介はできませんが中でも札幌パートナーシップ宣誓制度は受領証と受領カードを発行し行政の市営住宅への入居申し込みや市立病院における病状説明・手術同意等や民間では住宅ローンの利用、生命保険金の受取人指定、携帯電話の家族割提要など多くのサービスを利用でき住みよい街つくりをしています。
続いて渕上 綾子 北海道議会議員の講演がありました。
ご自身の自叙伝でした。
幼少の頃よりの思い小中高での出来事、決して自分から言い出せない(いじめにあうから)一人悩み隠し通したとの事。富山大学卒業後、北大 地球環境科学研究室所へ入所し北海道生活が始まり後、農水省 北海道農業試験場へ就職するも1年で退職し、縁あってららつーへ入社されショーパブ時代を過ごされたときに豊胸手術、性別適合手術、戸籍変更2004年 三男→三女、2005年大介→綾子 そして2019年北海道議会議員に初当選されました。
ショーパブ時代、母親との会話で母親から「なんかの間違いでしょう?」「一時なものよね?」「お父さん怒ってるよ」「親戚にはいかないで」「なおらないの」「泣きたくなる」等々、ご本人は今でも後悔している親に言ってしまった言葉がある「わたしが決めたんじゃない産んだあんたが悪い!」
その後、何とか親も理解し家族でショーパブに観に来てくれたそうです。
道議会では自身のスローガン「だれもが認められる活躍できる社会を!」を掲げ、性的マイノリティやインターネット上の人権侵害などの問題を提起し活躍され道では初めて令和5年度に性の多様性への理解促進活動に予算計上されました。
二人からの講演を聞き少しでも性的マイノリティへの理解が出来たと思います。
続いての地区協報告は仙台と大阪市地区協議会から報告があり仙台市の紹介や「NanoTerasu」ナノテラス施設の説明等、大阪市地域協議会は徳野事務局長よりEXPO 2025 大阪・関西万博「いのち輝く未来社会のデザイン」と題し自身の私的感情も含め裏舞台や課題、大阪市地域協議から大阪市に対して「万博」関連で政策要請を行っている課題など発表があり、最後に来年は大阪でお待ちしております。と結びました。
全体懇親会では、アトラクションとしてアイヌ舞踊披露や選りすぐりの日本酒を4種類準備頂き味わえました。何が美味しかったか?申し訳ない銘柄を覚えておりません。
二日目はA・B・Cの三コースに分かれ夫々観光バスにて現地視察を行いました。私たち4人はAコースを選択し「エスコンフィールド」と「サッポロビール工場」を見学しました。
エスコンフィールドではスタジアムツアーに参加しバックネット裏の席やVIPルーム、ベンチ内では監督が座るボスシートにも腰を掛けグラウンド内(土の部分)にまで入れました。外野のフェンスマットも衝撃を吸収される素材を使用し触れる事が出来ました。
球場内は過去の選手を含め多くの壁画があり歴史を感じました。
サッポロビール工場では札幌限定クラッシックビールの製造工程、最終の箱詰め出荷前工程まで見学することができ、見学終了の2杯の試飲の味は最高でした。
次年度は大阪・関西万博が開催されることから政令指定都市地域協議会の開催も大阪市となっており受け入れ準備も大変だと思います。
2日間共に行動をした皆様お疲れ様でした。
日 時 | 2024年5月18日(土)10:00~19:00 |
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場 所 | 大阪府羽衣青少年センター |
参加者 | 受講者40人、スタッフ13人 |
主 催 | 連合大阪大阪南地域協議会(研修小委員会) |
共 催 | 大阪南地域労働者福祉協議会 |
協 賛 | 一般社団法人 大阪労働者福祉協議会 |
研修小委員会が主催する第35年度のユニオンセミナーを、40人の参加者を得て開催しました。セミナーは久利実行委員の司会で始まり、冒頭、中井委員長より主催者を代表しての挨拶がありました。
参加者は産別・単組が被らないように班分けしているので、班のメンバーは全員初対面です。そこで、緊張を解す為にまず「アイスブレーキング」を行います。
今年は昨年に引き続き、新池研修委員の進行で、最近楽しかったことを漢字一文字で表して説明する「漢字一文字自己紹介」を実施しました。テーマが決まっていて話しやすかったという方もいれば、楽しかったことを漢字一文字では表せないという方もいて微笑ましかったです。
緊張が解けたところで最初の講義、荒木研修委員による「労働組合の役割と職場の活動」です。最初に「サイコロトーク」で場を和ませつつ、職場の課題などを出し合いました。その後、「労働組合クイズ」として連合キャラクターの名前当てから労働三法まで、班の仲間で相談しながら楽しく学ぶことが出来ました。(クイズで最下位だった班への罰ゲームはなかなか刺激的でした。)
講義の後半では、「なぜ労働組合が政治に関わるのか?」について、渕上堺市議会議員よりお話を頂きました。具体例を交えながら、連携できる議員がいれば地方行政に私たちひとりひとりの声を届けることが出来るのだということを分かりやすく熱くご説明頂き、参加者も興味深く耳を傾けていました。大変好評でしたので、是非来年もお願いしたいと考えています。
ここでお昼休憩です。昨年までは班単位ではなく単組で昼食を取りたかったとの声もあったのですが、午前中の講義でディスカッションが多かったことが功を奏したのか、今年は皆さん班で仲良く昼食を取られていました。
ただ、一斉に食べ始められるのではなくビュッフェ形式なので、最後になった班は昼休みが短くて不公平だという声も頂きました。今後改善していきたいと思います。
休憩後、2つ目の講義として、大阪労福協の髙﨑事務局長による「労働者自主福祉運動ってなに?」を行いました。労働者の幸せを実現する為に先人がどの様な活動をしてきたのか、労金・全労済と労働組合が何故近くにいるのか等を学び、参加者からは「勉強になった」「理解が深まった」「知ることができて良かった」という意見を多く頂きました。
相変わらず「大阪労福協」の知名度はほぼ無かったのですが、この講義をきっかけに覚えて頂ければ幸いです。
3つ目の講義は、源研修委員・満重研修委員による「ファシリテーションスキル」です。最初に講義でファシリテーションについて学ぶのですが、「ファシリテーション」という言葉自体を初めて聞いた参加者も多く、皆さん真剣に聴講されていました。
講義後は、実践研修としてゲームを行いました。それぞれが役割を持って議論に参加し、ファシリテーター役がより良い回答を導き出すゲームです。今回から各班にホワイトボードを置いてみたのですが、どの班もとても上手に活用して議論を進めていて感心しました。難しいと頭を抱えながらも、最後は全ての班で合意形成までたどり着くことが出来ました。この経験を是非単組や会社で活かして頂ければと思います。
その後、スポーツ交流イベントとして班対抗の「ソフトバレーボール」を実施しました。今年も大いに白熱し、班の絆がぐっと深まる時間になりました。なかなか勝てない班を皆で一生懸命応援する姿も素敵でした。
集合写真を撮った後、夕食懇親会は班毎に分かれてのBBQです。司会から今日のヒーローが指名され、ヒーローの乾杯で夕食懇親会が始まりました。BBQの合間ではソフトバレーボールの表彰も行い、豪華賞品をゲットした班はカメラに満面の笑みを向けてくれました。
最後は田中研修委員(副議長)の閉会挨拶で締め、第35年度のユニオンセミナーを終了しました。
昨年は女性参加率が22%でしたが、今年は少しだけ増えて30%になりました。とはいえ目標は男女同数ですので、今回参加された皆様が次年度へ繋げて頂けることを期待しています。構成組織の皆様、スタッフの皆様、有難う御座いました。
日 時 | 2024年5月1日(水)式典10:00~11:30 抽選会11:35~12:00 |
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場 所 | フェニーチェ堺 大ホール |
参加者 | 約1,000人 |
5月1日(水)、フェニーチェ堺にて、「第95回堺地区メーデー」を開催いたしました。
堺地区の組合員とそのご家族、合わせて約1,000名という大勢の皆さんにお集まりいただきました。
冒頭、平間メーデー実行委員長より、直近の社会情勢や災害に触れながら開会宣言がなされ、式典がスタートしました。
式典議長には、UAゼンセン/大阪ガス労組南部支部の山本勇樹さん、私鉄総連/南海電鉄労組の森口竹雄さん、書記にJAM/ダイキン工業労組堺支部の太田尚吾さんを選出し、式典を進めて参りました。
多くの来賓の皆さまにお越しいいただき、大阪南地域協の中井副議長からはメーデーの歴史と意義についてお話しいただき、行政からは堺市、大阪府のご代表よりご挨拶をいただき、堺地区推薦議員の西哲史堺市議会議員から、メーデー開催に当たってお祝いのお言葉をいただきました。
続いて、田中書記によるメーデー宣言(案)が採択され、式典中には、堺市社会福祉協議会さかい子ども食堂ネットワーク事務局の松本憲尚様にお越し頂き、フードドライブで集まった食品などを贈呈し、子ども食堂への寄贈をお願いしました。最後は平間実行委員長によるガンバロー三唱で一致団結を確認し、式典は無事終了いたしました。
式典後はお待ちかねの大抽選会、各単組からご協力を頂き、昨年を上回る賞品数を用意することができ、大盛況の中、第95回堺地区メーデーを終えました。会場内で行っておりました「能登半島支援カンパ」では皆さまから62,033円の善意を頂くことができました。ご支援、ご協力本当にありがとうございました。
日本では1920年に8時間労働を求めて行われた第1回メーデーから95年。諸先輩方の努力の元に今の労働条件があることを忘れず、更なる労働者の地位や条件の向上を目指し、連合堺地区協議会は活動を進めてまいります。
最後に、本メーデーの開催にあたり、準備運営に携わっていただいたスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
(連合堺地区協議会 事務局長 満重成祥)
日 時 | 2024年5月1日(水)式典10:00~10:40 抽選会10:45~11:30 |
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場 所 | 岸和田市立 浪切ホール 大ホール |
参加者 | 役員18人、来賓7人を含む 約1,000人 |
5月1日(水)、連合泉州地区の聖地でもある「浪切ホール」において、第95回メーデーを開催しました。
新型コロナウイルスの影響により、2020年は中止になりましたが、2021年からWEB配信など、開催方法を工夫しながら活動を継続してきました。昨年からなんとか現地開催が実現し、今年も皆さんのご協力もあり、滞りなく進行できたことを嬉しく思います。
開会の合図とともに幕が上がり、参加者を拝見した際は、来場された皆さんへの感謝だけではなく、各単組の皆さんと力を合わせて頑張って行かないといけないという気持ちで一杯になりました。
式典では、連合大阪大阪南地域協議会から森議長、大阪府商工労働部雇用推進室から松本主査、和泉市から辻市長、浜田議員に来賓あいさつを頂戴しました。
自治労 関西競走労働組合の足立さんのメーデー宣言が提案され、満場の拍手で採択された後、中橋メーデー副実行委員長の閉会挨拶、田中議長の力強いガンバロー三唱で第一部が締めくくられました。
参加者の皆さんが楽しみにされている抽選会では、各単組のご協力のもと、138点と昨年以上の賞品を用意することが出来ました。期待に胸を膨らませる皆さんの楽しそうな顔を拝見していると、活動を進めてきた甲斐があったと感じました。
また、フードドライブ、能登半島地震支援カンパ箱の設置で皆さんのご協力を肌で感じることもできました。ありがとうございました。集まったカンパは、責任をもって被災地へ届けます。
メーデー式典、抽選会は無事終了しましたが、今回の反省点を活かし来年も浪切ホールで開催させていただく予定です。活動に関しても後退することの無いように力を合わせ、進めて行きますので、今後とも連合泉州地区協議会の活動にご理解とご協力の程、よろしくお願いします。
(第95回連合大阪泉州地区メーデー実行委員長 正木 成彰)
日 時 | 2024年4月27日(土)式典9:45~10:45 抽選会11:00~11:45 |
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場 所 | 貝塚市 コスモスシアター 大ホール |
参加者 | 約1,000人 |
4月27日(土)、貝塚市コスモスシアターにおいて、連合泉南に結集する仲間とその家族1,100名が集まり第95回泉南地区協議会メーデーが開催されました。
当日は、源副議長の司会進行により、第95回泉南地区メーデー開会が宣言され、第一部の式典が執り行われました。
冒頭、連合泉南地区協議会の久保田議長より「2024春闘は、多くの組合が賃金水準の一定の成果を上げることができたことと、今後もすべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」「価格是正」実現に向け、更なるサポートを行っていく」との主催者代表あいさつがありました。
次に、連合大阪大阪南地区協議会の森議長から第95回泉南地区メーデーのお祝いのお言葉と大阪府商工労働部雇用推進室、総括主査、裏野様より室長メッセージの代読を頂いた後、泉南地区の行政4市3町の行政を代表し、田代岬町長よりごあいさつを頂きました。また、貝塚市議会議員の南野議員のあいさつがあり、続いて本年9月29日に執行される泉南市議会議員選挙において5期目の出馬予定である河部議員より、決意表明および支持・支援協力の依頼があり、連合に働く仲間と志を同じくする推薦議員・候補者とが、信頼の絆のもと対等な立場でしっかりと連携し、ともに目的を達成するため、活動の強化と組織の発展の取り組みと推薦候補の勝利に向けた取り組みを展開していくことが確認されました。
続いて、森川事務局次長から祝電・メッセージが披露された後、南海電鉄労組、江守さんからメーデー宣言(案)の提起を行なった後、参加者全員の拍手でメーデー宣言の採択を行い賛成多数で採択されました。続いて一部閉会あいさつを、第95回メーデー実行委員長の湯川副議長から、「団結がんばろう」三唱で締めくくられました。
第二部では、南田副議長の司会進行により、恒例の大抽選会が開催され、大いに盛り上がりました。
なお、メーデーの終了後には、開場前にて連合「愛のカンパ活動」として、能登半島地震支援カンパを実施し、参加者の皆さんから71,670円の善意を頂きました。合わせて実施した連合泉南フードドライブにおいても沢山のご協力をいただき貝塚市へお渡しする事が出来ました。ご協力ありがとうございました。
(第95回連合泉南地区メーデー実行委員長 湯川 尚美)
日 時 | 2024年4月19日(金)10:00~10:30 |
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場 所 | 大阪府立堺聴覚支援学校 |
点 数 | 16480.1点 |
参加者 | 社会貢献委員会 平間 委員長 山田 委員 北野 委員 大阪南地域協議会 森 議長 |
連合大阪南社会貢献委員会を中心に取り組んでいる「ベルマーク運動」について、10回目となる寄贈を行いました。
連合大阪大阪南地域協議会・大阪南地域労働者福祉協議会・近畿労働金庫・こくみん共済coop4団体の協同事業として2015年より取り組んでいる「ベルマーク運動」ですが、2023年分の集計結果は、16480.1点となりました。最近はベルマークを予め切り揃えてからお送り頂いておりますので、集計作業がかなりスムーズになりました。心より感謝申し上げます。
寄贈先である大阪府立堺聴覚支援学校へは、社会貢献委員会 平間委員長、山田委員、北野委員、大阪南 森議長で訪問させて頂きました。ご対応頂きました吉田校長先生並びに各先生方に改めて御礼申し上げます。
吉田校長先生からは、昨年寄贈したベルマークがバスケットボールやサッカー補助器具の購入にあてられ、生徒の活動に役立っているとのお話しがありました。
回数 | 収集期間 | 寄贈先 | 点数 |
第1回 | 2015年9月~2015年12月 | 堺市立上神谷支援学校 | 3058.3点 |
第2回 | 2016年1月~2016年6月 | 堺市立上神谷支援学校 | 3045.7点 |
第3回 | 2016年7月~2016年12月 | 堺市立上神谷支援学校 | 4209.3点 |
第4回 | 2017年1月~2017年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 11435.4点 |
第5回 | 2018年1月~2018年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 9063.7点 |
第6回 | 2019年1月~2019年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 18738.8点 |
第7回 | 2020年1月~2020年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 10306.8点 |
第8回 | 2021年1月~2021年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 12839.3点 |
第9回 | 2022年1月~2022年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 24830.4点 |
第10回 | 2023年1月~2023年12月 | 大阪府立堺聴覚支援学校 | 16480.1点 |
*この他にもたくさんの方にご協力頂きました。心より感謝申し上げます。
日 時 | 2024年4月14日(日)14:00~17:00 |
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場 所 | フェニーチェ堺 文化交流室AB |
参加者 | 議員、候補者12人 連合大阪南現役三役等8人 きずなの会会員15人 計35人 |
自民党派閥の裏金問題で更に支持率低下が止まらない岸田内閣の暗雲が立ち込める中、想定される衆議院解散総選挙の時期が気になる今日、第6回懇談会を開催した。
森山衆議院議員をはじめ昨年再選された堺市議会5人、泉大津市、貝塚市、熊取町議会各1人、本年9月に任期満了で再選をめざす浜田和泉市議、河部泉南市議、そして衆議院選挙と同日施行が想定される堺市東区市議補選を戦う池田予定候補から、それぞれ国政、市政の課題や日常活動について詳細に報告された。
いずれの議会運営でも大阪維新の会が市民の声に耳を傾けず、数の力で強引に市民サービスを打ち壊す政策を推し進めている情勢報告が際立った。
きずなの会会員からは、立憲と国民の早期合流を望む声。産別組織内の地方議員候補擁立、連合推薦議員の拡大にむけた地域活動についての発言とともに、反撃軍備増強は戦争への第一歩であり対応を強化すべきである。等、多くの方から発言があった。
現役からは、大阪万博への懸念や経済効果ははたして有るのか。府民の負担はどうなのか。等、今後の対応への問題提起がされた。
最後に山脇副会長は、厳しい情勢下での総選挙勝利にむけ頑張ろう。と締め括り、3時間におよぶ懇談会を終了した。
(きずなの会事務局長 南出正昭)
日 時 | 2024年2月17日(土)11:00~13:30 |
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場 所 | ホテルレイクアルスターアルザ泉大津 |
参加者 | 44人 |
2024年2月17日、連合大阪南地域協議会の産みの親である、「中西喜夫さんを語る集い」を泉大津市内のホテルで開催し、歴代役員、議員等、44人が集まり和気藹々語り合いました。
2022年8月15日に85歳でご逝去された大先輩の中西喜夫さんに対しては、多くの方々から偲ぶ会の開催要望がよせられていました。しかしながら、連合大阪南地域協議会での開催前例も無いことから、きずなの会役員会で森本實会長を委員長とする実行委員会を2023年12月に結成し、年明けから諸準備を進め、開催するに至りました。
中西喜夫さんは、1990年1月、連合大阪5区地域協議会の結成に合化労連堺化学労組書記長として参画し、初代事務局長、1991年11月から7年間2代目議長として地域連合運動を我々の先頭に立って引っ張って頂きました。
退任後は、堺化学工業の系列会社であるラインファルト工業の取締役社長に就任され、堺経営者協会と連合が集う堺労使会議に行政である堺市を含めた「行労使会議」の設置を目指していました。
社長退任後の2009年11月から10年間は、連合大阪南地域協議会役員OB会の会長として多くの歴代役員の集える行動や催しを開催し、「絆の南」を確立頂きました。
会場には、連合大阪から豪華な献花、「千利休」の一升瓶と遺影を飾らせて頂きました。
集いでは、過去からの写真をスライドで披露し、中西さんとともに、先に他界された諸先輩の写真を懐かしみ、参加者一人ひとりからは心温まる思い出やエピソードをご披露頂きました。
最後は、遺影と集合写真を撮影し、23歳で堺化学工業に就職され60年、労働運動一筋の人生であった中西喜夫さんに全参加者がエールをおくりました。
(きずなの会事務局長 南出正昭)
日 時 | 2024年2月4日(日)学習会15:30~16:30 定期総会16:30~16:50 懇親会17:00~19:00 |
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場 所 | ホテルレイクアルスターアルザ泉大津 |
参加者 | 学習会・定期総会71人,懇親会59人 |
2024年2月4日(日)連合大阪大阪南地域政策・政治フォーラムの第10回定期総会が、大阪南地域・地区協議会役員、推薦議員・予定候補者、大阪南きずなの会役員、計71名の参加者を得て、ホテルレイクアルスターアルザ泉大津で開催されました。
学習会では、森代表幹事の開会挨拶の後、「地方議員の大切さ、必要性について」と題して、連合大阪芝事務局長よりご講演をいただきました。基本的な内容を改めて学ぶことにより、地方議員を推薦する意義や連合大阪の方針について、更に理解を深められたのではないでしょうか。
定期総会では、渕上副代表幹事の挨拶に続き、西幹事長から経過報告並びに会計報告、谷野会計監査から会計監査報告がなされました。その後、西幹事長から協議事項として、①会員の変更について ②第10期活動方針(案) ③第10期予算(案) ④第10期役員体制(案)が提案され、全て満場一致で確認されました。
特に活動方針では、中間選挙に加え第50回衆議院議員選挙の実施もささやかれる中、来るべき政治決戦の勝利に向け、志を同じくする政党・政治家との連携の輪を深め広げていくために、「政策・政治フォーラム」が効果的なものとなるよう、活動・機能の強化を図っていくことが確認されました。
最後に、新しく副代表幹事に就任した山下副代表幹事より閉会の挨拶をいただき、総会は盛会裏に終了しました。
定期総会終了後、総会では4年ぶりとなる懇親交流会を開催しました。前回の幹事会より、フォーラム懇親会での座席は居住地別を基本とし、議員と役員が地元の課題についてざっくばらんに話せる機会としています。(大阪管内以外に居住されている方は会社の所在地などに座って頂いております。)各テーブルで聞き慣れない地元の地名なども飛び出し、大変活発な意見交換が出来ていますので、この席割りは今後も続けたいと考えています。
懇親会の流れとしては、大阪南きずなの会 鎌倉副会長の乾杯で始まり、中盤で推薦議員ひとりひとりから熱い挨拶を頂戴し、久保田副代表幹事の閉会挨拶後、森代表幹事の「団結ガンバロー」で締めくくられました。
今年は日曜日の開催にも関わらず、多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、連携する議員・候補者との絆を深めながら、大阪南政策・政治フォーラムを更に前進させていきましょう。