活動報告(2025年)

2025年

連合大阪大阪南地域政策・政治フォーラム 第11回定期総会

日 時20252月8日(土)学習会15:30~16:55 定期総会17:05~17:35 懇親会17:45~19:40
場 所ダイワロイネットホテル堺東
参加者学習会61人,定期総会63人,懇親会46人

 202528日(土)連合大阪大阪南地域政策・政治フォーラムの第11回定期総会が、大阪南地域・地区協議会役員、推薦議員・予定候補者、大阪南きずなの会役員、計63名の参加者を得て、ダイワロイネットホテル堺東で開催されました。

森代表幹事の開会挨拶の後「連合大阪が政治活動に取り組む意義とは」と題し、学習会を開催しました。1つ目のテーマは「①103万円の壁・130万円の壁」、2つ目のテーマは「復興と能登半島1,000億円、防災庁」とし、森山衆議院議員から説明を受けるとともに、今の国会情勢についてもレクチャーいただきました。3つ目のテーマは「臨海での命の道プロジェクトの推進」とし、木畑堺市議会議員より説明いただきました。いずれの課題も、働く仲間にとって重要な課題であり、連合・連合大阪との連携が不可欠だと、再認識されました。

定期総会では、木畑副代表幹事、森山顧問の挨拶に続き、西幹事長から経過報告並びに会計報告、谷野会計監査から会計監査報告がなされました。その後、西幹事長から協議事項として、①会員の変更について ②第11期活動方針(案) ③第11期予算(案) ④第1112期役員体制(案)が提案され、全て満場一致で確認されました。

特に活動方針では、連合大阪として、地方議会における政治活動が不十分ではないか、また、来るべき今夏の第27回参議院議員選挙に向けて、立憲民主党、国民民主党との連携が不十分ではないかとのご指摘をいただきました。政策・政治フォーラムとしては、大阪南地域94町に少なくとも1人の連携議員誕生を目ざすとしていますし、第27回参議院議員選挙では、各構成組織からの代表10人の必勝に向けて、また大阪選挙区における労働者代表の当選に向けて、精一杯取り組む必要があります。ご指摘を真摯に受け止め、改善に努めたいと考えます。

昨年の第50回衆議院議員選挙において、一強他弱の政治情勢を打破したとは言え、働く者の声は、まだ十分に届いているとは言えません。来るべき政治決戦の勝利に向け、志を同じくする政党・政治家との連携の輪を深め広げていくために、「政策・政治フォーラム」が効果的なものとなるよう、活動・機能の強化を図っていくことがいかに重要であるか、改めて確認されました。

最後に、新しく副代表幹事に就任した佐野副代表幹事より閉会の挨拶をいただき、総会は盛会裏に終了しました。

定期総会終了後、懇親交流会を開催しました。今回は、議員の皆さんの座席は固定し、役員・きずなの会の皆さんの座席は抽選とし、日頃、あまり連携の無い皆さんと、より関係を深めてもらう取り組みとしました。大変活発な意見交換ができ、新しい関係も生まれたのではないかと考えています。

懇親会の流れとしては、新しく幹事長に就任された渕上議員の司会により、大阪南きずなの会 森本会長の乾杯で始まり、中盤で推薦議員ひとりひとりから熱い挨拶を頂戴し、大毛相談役の閉会挨拶後、森代表幹事の「団結ガンバロー」で締めくくられました。

 土曜日の開催にも関わらず、多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。「働くことを軸とする安心社会」を実現するため、連携する議員・候補者との絆を深めながら、大阪南政策・政治フォーラムを更に前進させていきましょう。

きずなの会第7回推薦議員・候補者との懇談会

日 時2025年4月12日(土)14:00~16:30
場 所フェニーチェ堺 文化交流室C
参加者35人

 標題の今年度懇談会は、推薦議員12人、きずなの会13人、現役役員10人の方に参加頂き、2025412日、フェニーチェ堺で開催した。

 議員報告では、森山衆議院議員から、少数与党における国会の情勢ならびに、来たる参議院議員選挙にむけた現状報告があり、各自治体議員からは、それぞれの行政の抱える課題に対する取組が報告された。

 意見交換では、子育て支援の取組。医療と福祉の機関相互の連携。下水道設備の現状と対応状況。新たな地方議員の擁立。等、多岐にわたり意見交換が行われた。

 また、連合大阪南からは、参議院大阪選挙区に未だ候補者を擁立できていない状況報告が行われた。

 最後に今後の推薦議員と連合、そしてきずなの会が地域活動で連携を強めることを確認し、懇談会を終了した。

第11回ベルマーク寄贈訪問

日 時2025年4月16日(水)14:00~14:30
場 所大阪府立堺聴覚支援学校
参加者社会貢献委員会  平間 委員長、吉田 委員、北野 委員
大阪南地域協議会 森 議長、牟田 事務局長

 連合大阪南社会貢献委員会を中心に取り組んでいる「ベルマーク運動」について、11回目となる寄贈を行いました。

連合大阪大阪南地域協議会・大阪南地域労働者福祉協議会・近畿労働金庫・こくみん共済coop4団体の協同事業として2015年より取り組んでいる「ベルマーク運動」ですが、2024年分の集計結果は、12000.9点となりました。集まったベルマークを、のべ23人の役員が2日間かけて集計した結果です。集めていただいた組合員と単組、集計作業に従事いただいた役員の皆さんに、心から感謝申し上げます。

寄贈先である大阪府立堺聴覚支援学校へは、社会貢献委員会 平間委員長、吉田委員、北野委員、大阪南 森議長、牟田事務局長で訪問させて頂きました。ご対応頂きました甲斐校長先生並びに各先生方に改めて御礼申し上げます。

甲斐校長先生と各先生方に引率いただき、小学部と中学部の授業を拝見する事ができました。現在は、それぞれ21人の生徒が通っているのと、日常的には地元の学校に通われ、時々支援学校に通学される生徒さんがいらっしゃるとの事でした。授業では大きなモニターを使い、先生から丁寧な指導が行われ、生徒さんたちは、一所懸命学習されていました。発音や聴能といった特別なカリキュラムもあると、教えていただきました。

また本年は、日本で初めてデフリンピックが開催されます。聴覚障がい者はパラリンピックには出られないため「耳の聞こえないアスリートのためのオリンピック」として1924年から開催されています。堺聴覚支援学校の卒業生も、出場するかもしれないとの事。せっかくの機会ですので、応援したいですね。

 堺聴覚支援学校の校区と連合大阪南地域の構成が同一でもあることから、私たちのできる地域貢献の一助として、今後とも活動の輪を広げ、より多くのベルマークを寄贈できるよう、啓発・取り組みを強化していきます。

ベルマークを送ってくださった皆さま(順不同)

・セイサ労組

・ジェイテクトPB労組

・DIC労組堺

・クボタ堺ユニオン

・JP労組泉州南支部

・JP労組堺東部支部

・栗本鐵工所堺工場労組

・関西競走労組

・吉川工業労組

・三菱マテリアル三宝製作所労組

・浅香工業労組

・シャープ労組SDP分支部

・バンドー化学労組

・浜田千秋和泉市議会議員

・大阪労働者福祉協議会

・連合大阪河内地域協議会

*この他にもたくさんの方にご協力頂きました。心より感謝申し上げます。

第96回地区メーデー

堺地区協議会

日 時2025年5月1日(木)式典10:30~11:35 抽選会11:45~12:30
場 所ビッグ・アイ 多目的ホール
参加者約1,000人

 51日(木)、ビッグ・アイにて「第96回堺地区メーデー」を開催いたしました。今回は例年とは異なる会場となりましたが、堺地区の組合員とそのご家族、合わせて約1,000名という大勢の皆さんにお集まりいただき、開催することができました。

 冒頭、平間メーデー実行委員長より、メーデーの歴史と意義、そして更なる労働者の地位や条件の向上を目指すとの宣言がなされ、式典がスタートしました。

 式典議長には、JAM/浅香工業労組の吉田勉さん、JR連合/西日本旅客鉄道労組の仲川美優さん、書記に電機連合/コニカミノルタ労組関西支部の佐久間正英さんを選出し、式典を進めて参りました。

 多くの来賓の皆さまにお越しいただき、大阪南地域協の森議長からは日頃からの連合推薦議員との活動ついて、行政からは堺市、大阪府のご代表にご挨拶いただき、堺地区推薦議員の西哲史堺市議会議員からはお祝いのお言葉をいただきました。

 その他、日頃より連携して活動を行っております団体の皆さま(連合大阪南地域協議会きずなの会、連合大阪堺地区協議会きずなの会、部落解放同盟堺支部、近畿労働金庫堺支店、こくみん共済 coop、推薦議員団)にもご出席いただき、お祝いの言葉をいただきました。

 続いて、林副議長よりメーデー宣言()を、森口副議長より戦後80年に関する特別決議()を、片田副議長より参議院選必勝に向けた特別決議()を提案し、参加者の皆さまに採択いただきました。

 式典中には、堺市社会福祉協議会さかいこども食堂ネットワーク事務局の松本様にお越しいただき、フードドライブの取り組みについてお話しいただきました。会場にて参加者に持ち寄っていただいた食材をお渡しし、こども食堂への寄贈をお願いしました。

 最後は平間実行委員長によるガンバロー三唱で一致団結を確認し、式典は無事終了いたしました。

 

 式典後はお待ちかねの大抽選会。各単組からご協力をいただき、昨年を上回る賞品数を用意することができました。また、抽選会には森山衆議院議員も駆けつけ盛り上げていただきました。大盛況の中、第96回堺地区メーデーは閉幕となりました。

 会場内で行っておりました「能登半島支援カンパ」では皆さまから46,828円の善意を頂くことができました。ご支援、ご協力本当にありがとうございました。

 

 最後に、メーデー開催にあたりご協力いただき、ご参加いただきました各産別単組の皆さま、準備運営に携わっていただいたスタッフや関係者の皆さま、多くの人たちの協力により第96回堺地区メーデーを無事成功に終えることができました。ありがとうございました。

(連合堺地区協議会 事務局長 満重成祥)

泉州地区協議会

日 時2025年5月1日(木)式典10:00~10:40 抽選会10:45~11:30
場 所岸和田市立 浪切ホール 大ホール
参加者約1,000人

51日(木)、連合泉州地区の聖地でもある「浪切ホール」において、第96回メーデーを開催しました。

 近年を振り返ると新型コロナウイルスの影響により、2020年の開催は中止になり、2021年からWEB配信など、開催方法を工夫しながら活動を継続してきました。2023年からはなんとか現地開催が実現し、引き続き本年も皆さまのご協力のもと、滞りなく開催できたことを嬉しく思います。

開会の合図とともに幕が上がり、参加者を拝見した際は、来場された皆さんへの感謝だけではなく、各単組の皆さまと力を合わせて頑張って行かないといけないという気持ちで一杯になりました。

式典は浜田議員の司会のもと、連合大阪南地域協議会から牟田事務局長、各自治体代表者からは岸和田市の佐野市長、和泉市の辻市長、泉大津市議会議員の野田議員に来賓あいさつを頂戴しました。

その後、辻事務局次長からメーデー宣言()が提案され、満場の拍手で採択され、古川副議長からメーデー特別決議()を読み上げ決議した。最後に益メーデー副実行委員長の閉会挨拶、田中議長の力強い団結がんばろう三唱で式典を締めくくりました。

 参加者の皆さまが楽しみにされている抽選会では、各単組のご協力のもと、132点の賞品を用意することが出来ました。期待に胸を膨らませる皆さまの楽しそうな顔を拝見していると、活動を進めてきた甲斐があったと感じました。

また、フードドライブ、能登半島地震復興支援カンパ箱の設置で皆さんのご協力を肌で感じることもできました。ありがとうございました。集まったカンパは、責任をもって被災地へ届けます。

メーデー式典、抽選会は無事終了しましたが、今回の反省点を活かし来年も浪切ホールで開催させていただく予定です。活動に関しても後退することの無いように力を合わせ、進めて行きますので、今後とも連合泉州地区協議会の活動にご理解とご協力の程、よろしくお願いします。

(第96回連合大阪泉州地区メーデー実行委員長 田中 文也)

泉南地区協議会

日 時2025年4月26日(土)式典9:45~10:30 抽選会10:40~11:20
場 所貝塚市 コスモスシアター 大ホール
参加者約1,000人

426日(土)貝塚市コスモスシアターにおいて、連合泉南に結集する仲間とその家族1,100名が集まり第96回泉南地区協議会メーデーが開催されました。

 朝の準備時間や式典中など、誰もが参加しやすいメーデーにむけて、泉南地区教職員組合による昔遊びや、日本郵政グループ労働組合泉州南支部による風船パフォーマンスなど家族むけのイベントを開催し、皆さんの笑顔がみれました。

 尾崎幹事の司会進行により、第96回泉南地区メーデー開会が宣言され、第一部の式典が執り行われました。冒頭、主催者を代表し、連合泉南地区協議会の久保田議長よりあいさつがありました。たくさんの来賓の方々にご出席していただき、連合大阪大阪南地域協議会の森議長、大阪府商工労働部 雇用推進室 労働環境課 地域労政グループ総括主査 塩﨑壯祐様、泉南地区43町の行政を代表し田代岬町長、泉南市議会議員の河部議員よりお祝いのあいさつを頂きました。久利事務局次長から祝電・メッセージが披露された後、神鋼鋼線労働組合西井さんからメーデー宣言(案)が提案され、大きな拍手で採択されました。また、7月の参議院議員選挙に向けた参議院必勝特別決議(案)を細田副議長より、戦後80年に関する特別決議(案)を岸本副議長より提案し、どちらも参加者の大きな拍手で採択されました。最後に、メーデー実行委員長の源副議長の「団結がんばろう」三唱で第一部を締めくくりました。 

第一部終了後、舞台にてフードドライブの寄贈セレモニーを行いました。久保田議長から河部議員に贈呈し、「ほしぞらみんな食堂」様へ寄付されました。

第二部では、南田事務局長の司会進行により、恒例の大抽選会が開催され、大いに盛り上がりました。

なお、メーデーの終了後には、会場前にて連合「愛のカンパ活動」として、能登半島地震支援カンパを実施し、参加者の皆さんから38,921円の善意を頂きました。合わせて実施した連合泉南フードドライブにおいてもたくさんのご協力をいただきました。

 最後に、本メーデーの開催にあたり、準備運営に携わっていただいたスタッフの皆さま、参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

第36年度ユニオンセミナー

日 時2025年5月17日(土)10:00~19:00
場 所大阪府羽衣青少年センター
参加者50人(受講者32人,講師・スタッフ18人)
主 催連合大阪大阪南地域協議会(研修小委員会)
共 催大阪南地域労働者福祉協議会
協 賛一般社団法人 大阪労働者福祉協議会

研修小委員会が主催する第35年度のユニオンセミナーを、32人の参加者を得て開催しました。セミナーは久利実行委員の司会で始まり、冒頭、中井委員長より主催者を代表しての挨拶がありました。

参加者は産別・単組が被らないように班分けしているので、班のメンバーは全員初対面です。そこで、緊張を解す為にまず「アイスブレーキング」を行います。

今年は、新池研修委員、古瀬実行委員の進行で「十人十色」というゲームをしました。簡単なお題に対して連想する答えを出し合うゲームです。意外と全員が揃わないようで、1問目の「丸い物」に対して「ボール」で全員が揃った2班に、賞品のチョコレートが贈呈されました。


緊張が解けたところで最初の講義、牟田事務局長による「労働組合の役割と職場の活動」です。

最初に、改めての自己紹介と「今、不満に思っている事」について意見を出し合いました。労働時間が長い、人が足りず残業が常態化している、逆に仕事がなく残業ができない、物価上昇に賃上げが追い付いていない、手当がつかない、がんばっても評価されない、など、多くの意見が出ました。

講義としては「連合」の説明からはじまり、「労働組合」を支える労働三権や労働三法、そもそもの成り立ちや職場での活動について学びました。講義の後半では「賃金の変遷」について学びました。職能資格給から成果給への流れと、それぞれの特徴について学ぶ中で、賃金制度とは何か、手当とは何かを学びました。最後に、講師の経験談を交えながら「賃金は制度だから仕方がない、手当がないけど仕方がないではなく、組合員の総意として必要と判断するなら、要求すれば良い。労働組合には未来を変える力があるのだから。」という言葉に、参加者も真剣に聞き入っていました。

講義の後半では、「なぜ労働組合が政治に関わるのか?」について、渕上堺市議会議員よりお話を頂きました。具体例を交えながら、連携できる議員がいれば地方行政に私たちひとりひとりの声を届けることが出来るのだということを分かりやすく熱くご説明頂き、参加者も興味深く耳を傾けていました。とても好評でしたので、是非来年もお願いしたいと考えています。


ここでお昼休憩です。ビュッフェ形式なので、2つの班ごとに食堂に降りてもらい、それぞれ班単位で昼食を取ってもらいました。休憩時間いっぱいまで談話する班や、お代わりをする参加者がいるなど、結構盛り上がっていたようです。


休憩後、2つ目の講義として、大阪労福協の髙﨑事務局長による「労働者自主福祉運動ってなに?」を行いました。労働者の幸せや豊かさを実現する為に、先人たちがどの様な活動をしてきたのか、そして、なぜ労働金庫やこくみん共済coopを設立したのかを学びました。「労働者自主福祉運動」という言葉に親しみはないものの、事業団体の存在意義を改めて実感した参加者が多かったようです。特に、労金労組や全労災労組の参加者からは、自分たちの役割について再認識できる良い機会になったとの意見が寄せられました。

講義の後半では、大阪労福協の活動についての紹介があり、労働者自主福祉運動をより身近に感じることができたのではないでしょうか。

 

3つ目の講義は、荒木・源研修委員による「ファシリテーションスキル」です。講義に入る前に、少し体を使ってゲームをして、改めて緊張をほぐすあたりは、さすが小学校の先生です。そして「権利の熱気球」というゲームを行い、グループとして意見をまとめる難しさを学びました。その後、ファシリテーションについて学びました。「ファシリテーション」という言葉自体を初めて聞いた参加者も多く、皆さん真剣に聴講されていました。

 講義後は、実践研修としてゲームを行いました。それぞれが役割を持って議論に参加し、ファシリテーター役がより良い回答を導き出すゲームです。難しいと頭を抱えながらも、目的とする合意形成ができた班と、議論が不十分な状態で結論を出し、間違った答えに行きついた班があり、合意形成の難しさを改めて実感しました。この経験を是非単組や会社で活かして頂ければと思います。

その後、スポーツ交流イベントとして班対抗の「ソフトバレーボール」を実施しました。今年も大いに白熱し、班の絆がぐっと深まる時間になりました。最後には、優勝した班と、役員選抜チームでエキシビジョンマッチを行いましたが、役員選抜チームの惨敗に終わりました。


集合写真を撮った後、夕食懇親会は班毎に分かれてのBBQです。司会から今日のヒーローが指名され、ヒーローの乾杯で夕食懇親会が始まりました。BBQの合間ではソフトバレーボールの表彰も行い、豪華賞品をゲットした班はカメラに満面の笑みを向けてくれました。

最後は久保田副議長の閉会挨拶で締め、第36年度のユニオンセミナーを終了しました。

 

前日からの大雨が、当日の午前中まで続くなか、参加者の皆さんには時間通りに集合していただきました。本当に感謝です。最後のBBQでは、班毎に会話も弾んでいたようで、本当に良かったです。構成組織の皆様、スタッフの皆様、有難う御座いました。

これからも続けて行くべき大切な取り組みだと考えていますので、引き続いて各産別、単組のご理解、ご協力をお願いします。

連合政令指定都市地域協議会 第28回連絡会議

日 時2025年6月5日(木)14:00~6日(金)
場 所ホテルロイヤルクラシック大阪
主 催連合大阪 大阪市地域協議会
参加者大阪南 森議長,牟田事務局長,大林職員/堺地区 片田副議長,林副議長,上窪副議長

◆次第

1日目>

1.開催地協挨拶 大阪市地域協議会 議長 藤本 さつき

2.来賓挨拶   連合大阪 会長  田中 宏和 様

         大阪市 副市長  西山 忠邦 様          

3.基調講演

  講師:京都大学大学院法学研究科 教授 曽我部 真裕 様

  「インターネット上の人権」

   ~大阪市における多様性推進と人権尊重の取り組みについて~

4.地協報告

神戸市地域協議会

②さいたま市地域協議会

5.国会情勢報告

  衆議院議員 尾辻 かなこ 様

  「ダイバーシティ推進の政策実現に向けて」

   ~多様な人権の尊重のためのジェンダー平等社会の実現に向けて~

6.地協事務局長会議(事務局長のみ参加)

 7.夕食懇親会

2日目>

 視察 ・EXPO2025 大阪・関西万博会場視察

    ・聖地巡礼 新今宮スタディツアー


◆内容

28回となる「政令指定都市地域協議会 連絡会議」が、大阪市で開催されました。この会議体は、全国に20ある政令指定都市を所管している地域協議会が、相互に情報交換を行う場として、独自に集まっているものです。大阪市地域協議会としては2003年以来、大阪南地域協議会も含めると2018年以来の大阪開催となります。

会議では、京都大学の曽我部 真裕 教授より「インターネット上の人権」、尾辻 かな子 衆議院議員より「ダイバーシティ推進の政策実現に向けて」と題して、それぞれ基調講演をいただきました。また地域協議会からの報告では、連合兵庫 神戸市地域協議会の宇高 事務局長と、連合埼玉 さいたま市地域協議会の大室 議長から、それぞれ政令市の状況や地域協議会の取り組みが報告されました。

終了後の事務局長会議では、次回、2026年の開催地をさいたま市に決定するとともに、2027年を名古屋市、2028年を福岡市とすることを確認しました。全体懇親会では、冒頭、和太鼓の演奏が披露され、大いに盛り上がりました。

二日目の取り組みとして、「大阪・関西万博視察」に堺地区から3名、「新今宮スタディツアー」に大阪南から2名が参加しました。

特に「新今宮スタディツアー」では、釜ヶ崎支援機構の事務局長である小林様にガイドをお願いし、日本最大の寄せ場(日雇労働者の求人業者と求職者が多数集まる場所)である「あいりん地区」の歴史について学習するとともに、就労支援や居場所支援など、ホームレスの現状について、現地を視察しました。身近な場所でありながら、知らない事が多く、とても勉強になりました。

本年主催された連合大阪・大阪市地域協議会の皆さんに感謝申し上げ、報告とします。ありがとうございました。

(事務局長 牟田 和広)

2025平和行動in沖縄 レポート

(2025年6月23日~25日)

関西電力労組 南大阪・岸和田支部 井口健太郎

2025623日(月)~2025625日(水)の期間、2025「平和行動in沖縄」の活動に参加させていただきました。623日は、沖縄戦での犠牲者の霊を慰め世界の恒久平和を願う日で「慰霊の日」として県の条例で定め、県内の公的機関や学校は休日となっております。平和行動に参加して私が感じたことを記します。

1日目の午前中は、対馬丸記念館に訪問をして、対馬丸で起こった悲しい事件について学びました。対馬丸で起こった事件とは、学童疎開のために約1,800人を乗せた対馬丸が鹿児島県悪石島付近でアメリカの潜水艦の魚雷攻撃により撃沈され、1,484人の方が帰らぬ人となりました。生き残った人に対して、厳しい箝口令が敷かれ何十年も苦しまれている方がいると知り非常に悲しい気持ちになりました。

 午後からは、全国の構成組織・地方連合会から約1,000人が集まり、那覇文化芸術なはーと・大劇場で「2025平和オキナワ集会」に参加しました。集会では、屋良衆院議員による「新たな安全保障を目指して」について講演を聞き、「平和について」改めて考える良い機会となりました。

 2日目の午前中から在日米軍基地の実情や南部戦跡を視察・学習する「ピースフィールドワーク」を実施し、連合千葉と合同で「糸数アブチラガマ」「ひめゆりの塔(資料館)」「魂魄の塔」「平和祈念公園」に訪問しました。

「糸数アブチラガマ」では、現地ガイドさんの説明を聞きながら「ガマ」に入りました。

「ガマ」とは、沖縄本島に多く存在する自然洞窟のことで、沖縄戦では住民や日本軍の避難場所、野戦病院として利用され、沖縄の方言で「洞窟」を意味する言葉です。「糸数アブチラガマ」は、糸数集落の避難指定壕でしたが、戦場が南下するにつれて南風原陸軍病院の分室となりました。「ガマ」では、600名以上の負傷兵で埋め尽くされ、ひめゆり学徒隊が治療にあたりました。「ガマ」の内部は広かったが入口は狭く、懐中電灯を消すと真っ暗闇で何も見えず湿度もあり非常に不安な気持ちになりました。

「ひめゆりの塔」の平和祈念資料館では、当時の写真や遺品・沖縄戦を生き残った生徒たちの証言映像を見聞きして学びを深めました。学校の教科書では学べないことが多く貴重な体験となりました。

 「魂魄の塔」は、戦後沖縄で最初に建てられた慰霊塔であり、沖縄戦で犠牲になった住民など35千人がまつられており黙とうを捧げました。

 「平和祈念公園」の資料館では、住民の体験を証言集や証言映像を確認して戦争の不条理や悲惨さを学びました。また、平和の礎(いしじ)では、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦で亡くなった氏名が記念碑に刻まれており、亡くなれた人の多さを痛感しました。

 夕方は、全国の構成組織・地方連合会から約1000人が県庁前に集まり、「米軍基地の整理・縮小」と「日本地位協定の抜本見直し」を求める集会と県庁前から牧志公園まで約13kmのデモ行進をしました。

 3日目の午前中から「佐喜眞美術館」「道の駅かでな」に訪問をして、午後から「旧海軍軍司令郷」に訪問しました。

 「佐喜眞美術館」では、屋上から普天間基地を見学し、佐喜眞館長から常設展示されている「沖縄戦の図」について丁寧に説明をしていただきました。「沖縄戦の図」は、4×85mと非常に大きく沖縄戦のさまざまなシーンが描かれており特に制作者丸木夫妻の肖像画が描かれているのが衝撃的でした。

 「道の駅かでな」では、展望所から嘉手納基地を見学し、学習展示室で嘉手納町が抱える町の現実を映像で学び写真で嘉手納町の歴史等を学びました。嘉手納基地の広大さに驚くとともに、戦闘機の騒音を肌で感じることが出来ました。

 「旧海軍司令部壕」では、日本軍で使用した銃器と手製の槍等の実物を見て装備の脆弱さに驚きました。また、入口にて多くの折鶴が飾られており、多くの人たちからの平和に対する願いを強く感じました。なお、当日は、アメリカ兵の団体も多く見受けられたのにも驚きました。

 最後に、3日間の平和行動を通じて、戦争の恐ろしさや平和のありがたさを感じるとともに命の大切さを学ぶことが出来ました。なお、首里地区で76日に不発弾処理が行われると看板が出ており、戦後80年経った今でも戦争の爪痕が消えていないことに驚きました。

 今回の活動を通じて学んだことについては、家族や職場の仲間と共有し平和について考えてもらえるきっかけになるようにしたいと考えます。

堺化学労働組合 阪中良太郎

1.対馬丸記念館


 沖縄に到着し最初に見学した対馬丸記念館ではこんなに小さい子供たちが疎開船に乗せられ撃沈されてしまう事実を知り戦争の悲惨さを改めて実感しました。

 無差別に命が奪われた児童たちは夢や成長の機会が永遠に奪われたことはとても胸がいたみました。展示されていた児童写真などみると本当に人生を考えさせられる内容でした。

2.平和オキナワ集会


 オープニングの青年部による伝統の太鼓の舞はとても迫力が感動しました。沖縄戦没者慰霊の日にあわせ『2025平和行動in沖縄』においては、平和の尊さ、恒久平和にむけ全国から組合連合会の皆さんと参加できたことを誇りに思いました。

 沖縄戦争は地上戦により多くの尊い命が奪われ、美しい自然やかけがえのない文化遺産も奪われたことがありながら、いまだ米軍基地問題に苦しむなど障害となっており安全・安心な社会に向け改めて沖縄問題を考えさせられました。

3.アブチラガマ見学


 想像を超えた暗闇と空気は全然ちがいました。入った瞬間湿った空気のなかで実際に負傷兵や住民が息をひそめ生きようとしていたこと。また、赤ん坊も泣くことできない、外に出ることもできない、治療とは到底言えないほどの惨劇や事実を知ることができました。暗闇の中で人々がどのような思いで生き延びようとしたのかを想像しながら一歩一歩踏みしめて歩きました。

4.ひめゆりの塔


 女子学生隊は十分な知識・装備もないまま壮絶な環境で心身共に消耗していく内容は本当に胸がいたみました。恐怖の中で懸命に生きようした姿に心が打たれ、生存者の方などの証言も平和は当たりまでないこと。教育と戦争の関係や若者の犠牲についても未来に同じあやまちをおこさないため語りつがなければならないと強く感じました。

5.魂魄の塔


 沖縄戦で亡くなったすべての戦没者の霊を慰める場所であることを認識できました。

 現在も地域住民や遺族の方が手厚く供養されていると感じました。

6.平和記念公園

 沖縄戦で亡くなったすべての戦没者の霊を慰める場所であることを再認識できました。平和の礎は国籍や軍民を問わず沖縄戦で亡くなったすべての人々の名前が刻まれていました。一人一人の命の名前が語りつがなければならないと強く感じました。

 現在でも刻銘者数が増えている事実や当時名前もない方がいたことなど戦争が個人の人生を奪った現実が伝わってくるものでありました。今、何気なく過ごしている日常が当たり前でないことに気づかされました。

7.デモ行進

 2日間では様々な沖縄戦について学んできました。本土では米軍基地の整理・縮小となり沖縄県より進んだ結果、現在では国土面積の約0.6%しかない沖縄県に全国の米軍専用施設面積の約70%が集中している事実。沖縄県民の皆さんの気持になり『日米地位協定の抜本見直し』に向け、連合の方針と戦争を語り継ぐ必要性、日本の法律が及ばない事実を見直し日本の法律が適用できる社会を実現するように米軍基地のこれからのあり方を考えながらデモ行進を行いました。

8.道の駅かでな(嘉手納基地)

 嘉手納基地を身近に感じ歴史と現在の住民の方の生活状況をみてきました。航空機の騒音・悪臭問題の内容など次々と米軍航空機の離発着がある状況に驚きました。

9.旧海軍司令壕

 沖縄戦の日本海軍が組織的抵抗を最後まで続けた地下壕は戦争の重要な遺跡であることを認識しました。トンネルのように狭い通路は指令室・医療・通信室などすべてがつるはしで掘ったとは思えないほどの長いトンネルになっていました。現在も地下壕の中の発掘調査も行われていることにも驚き兵士の方の遺品などを実際に見ると戦争を知らない世代だからこそ伝えていく責任があるとかんじました。

役員研修会・決起集会

(2025年6月27日)

日 時2025年6月27日(金)18:00~20:00
場 所テクスピア大阪 小ホール
参加者78人

2025年6月27日(金)、テクスピア大阪をお借りして「役員研修会・決起集会」を開催いたしました。週末のお仕事終わりにもかかわらず、地域・地区役員並びに産別より78名が参集いただきましたことに、心から感謝申し上げます。

第1部の役員研修会では、野々上愛 大阪府議会議員と、山田健太 大阪府議会議員に参加いただき「IRについて」というテーマでパネルディスカッションをおこないました。野々上さんには、昨年に引き続きの登場となりましたが、山田さんには初めて参加いただきましたので、先ずはお二人から自己紹介をいただきました。

その後「IRってそもそも何か」との説明から始まり、コロナ前に立てられた外国人観光客中心の外貨獲得計画が、カジノ中心・日本人中心の計画に大きく変更された事などが説明されました。つまり、IRで予想している収益のほとんどは、日本人がカジノで負けたお金と言う事です。大阪経済への波及効果以前の問題として、こんな計画が許されるはずがありません。

また、万博の前にIRが開催される予定だったため、各種インフラが整備されていない事が前提となり、土地の賃料が異常に安い事も説明されました。人手不足が深刻となっている現在、雇用の創出にどれだけのメリットがあるのか?オンラインカジノが社会問題化している中、カジノ依存症の問題や、そもそもリアルなカジノに人が集まるのかなど、様々な問題提起がなされました。

つたないコーディネイトで、参加者の皆さんには、充分に理解が深まったとは言えないと思いますが、明らかに課題山積のIRについて、考えるきっかけとなれば幸いです。

第1部 パネルディスカッション

コーディネーター 牟田和広 事務局長

パネラー 野々上愛 大阪府議会議員

パネラー 山田健太 大阪府議会議員

休憩を挟み、第2部では政策実現に向けた決起集会を開催しました。森議長の主催者挨拶に続き、坂上熊取町議会議員・わたなべ りお 予定候補者、木畑堺市議会議員・橋口 れい 予定候補者より、今後へ向けた力強いアピールをいただきました。

最後に中井研修委員長による「団結ガンバロー」で心をひとつにし、会が締めくくられました。皆さん、遅くまでの集会参加大変お疲れ様でした。

わたなべ りお 予定候補者 アピール

橋口 れい 予定候補者 アピール

団結ガンバロウ!

団結ガンバロウ!

第11回首長との政策懇談会

日 時2025年8月2日(土)13:00~17:00
場 所ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺 3F利休
参加者135人
<自治体代表者>
*発表順

和泉市 辻宏康 市長/堺市 本屋和宏 副市長

貝塚市 酒井了 市長/阪南市 上甲誠 市長

高石市 畑中政昭 市長/忠岡町 是枝綾子 町長

泉佐野市 千代松大耕 市長/田尻町 山本一男 町長

泉南市 山本優真 市長/泉大津市 南出賢一 市長

岸和田市 佐野英利 市長/熊取町 藤原敏司 町長

岬町 田代堯 町長
<連合大阪>芝将人 事務局長/澤谷誓之 副事務局長/中安傑 専門部長
内 容

①主催者挨拶 連合大阪南 森 義仁 議長

②上部団体挨拶 連合大阪 芝 将人 事務局長

③自治体発表 テーマ:

・持続可能なインフラ整備について(堺市・和泉市)

・大阪・関西万博を活用した独自の取り組みについて(貝塚市・阪南市)

・住みやすく・住みたくなるまちづくりについて(高石市・忠岡町・泉佐野市・田尻町・泉南市)

・地域行政としてわがまちの推し政策について(泉大津市・岸和田市・熊取町・岬町)

本年で11回目を数える「首長との政策懇談会」は、94町の自治体代表者が勢ぞろいする、連合大阪大阪南地域協議会を代表する取り組みの一つとなりました。今回は、4テーマ、3グループにわかれて、各自治体の特徴的な取り組みを発表いただきました。

今回も、第10回で好評だった質問形式を取り入れました。質問者と質問内容を事前に決める事で、各首長にはいきいきと答弁いただき、本編の発表より力が入った方もいらっしゃいました。進め方については、概ね高評価となっていますが、フリーな質問を受けられない事と、時間管理が難しかった事が、今後の課題になりそうです。

 本懇談会にご協力いただいた全ての方に感謝申し上げると共に、来年以降の引き続きのご理解、ご協力をお願いします。ありがとうございました。

自治体発表 ※発表順

和泉市 辻 市長

発表

◆和泉市の水道事業について

・人口減少、施設の老朽化など、課題は多い。

・水道ビジョン・経営戦略を改定し、対応中。

・水道料金、一定の上昇もやむなし。

◆槇尾学園について

・昨年、発表した「小中一貫校」の2例目。好評を得ている。

・紹介動画があるので、是非視聴してもらいたい。
質疑①管路80年更新では遅いのでは?
②更新費用抑制の対策案は?
回答

②ダクタイル鋳鉄管の耐用年数は、厚労省で80年とされている。AIなども活用しながら、計画的な補修に努めたい。

②住民負担の抑制には、効率化も必要だが、広域化が重要。和泉市として再度チャレンジしていくが、大阪市・堺市の参加も求めていきたい。

堺市 本屋 副市長

発表

◆歴史的な観光資源の活用について

・百舌鳥・古市古墳群、打ち刃物、お茶など。

◆これからの観光インフラについて

・学生相撲、ガス気球、日本庭園、堺港など。
質疑大阪関西万博での堺市のPRについて
回答

・お茶体験、マイクラで古墳作り

・万博会場で、打ち刃物などを映像でアピール

貝塚市 酒井 市長

発表

◆共創チャレンジ事業・まちごと万博

・「空間的な広がり」と「時間的な広がり」が重要。

◆新しい取り組み

・不登校など、社会課題を地域で解決。

・子どもの居場所(街ライブラリー)作り。

・総領事と連携し、貝塚市をアピール。
質疑

・国際交流の中で、貝塚市に取り入れたい事など、今後の展望があれば

回答

・人口減少の中で、外国籍の方が増えて、転入超過になっている。外国籍の方にも住みやすい街づくりが必要。

・関空の利用者は多いが、貝塚で観光しない。旅を計画する際に選んでもらえるよう、知名度を上げる必要がある。

・地球規模の課題解決に向けて、国際的な感覚を醸成する必要がある。

阪南市 上甲 市長

発表

◆住みやすい町、あこがれの町「はんなん」

・子ども子育て真ん中の町。市民に寄り添う町。地域経済をまわす町。

◆ひとつなぎはんなん

・人と人、人と物、人と自然をつないで、未来へ。

・はんなんCO・ベネフィット創出ネットワーク

・阪南市の「食の魅力」などを発信

質疑

・万博以降の展望について

回答

・今の万博より、今後にどうつなぐかが重要。

・万博で得た「ご縁」を大事にしながら、人と人が出会う町「はんなん」と言った方向で取り組みを進めていきたい。

高石市 畑中 市長

発表

◆家庭での居場所について

・西日本で唯一の公立助産所がある。

・生後5ヶ月、8ヶ月、1歳時に個別訪問。

◆学校での居場所について

・校内教育支援ルーム

・小学校校庭解放

◆居場所と役割が人とまちを豊かにする。
質疑

今後、更に児童虐待件数を減らすための方策は?

回答

・妊娠届のあったすべての世代に訪問している。

・面談する事でわかる事は多く、人が重要だと考えている。

忠岡町 是枝 町長

発表

◆切れ目のない子育て支援が充実したまちづくり

・ただおか妊娠応援ギフト

・子育て支援アプリ・ただおか子育てナビ

・第2子(0歳から2歳)保育料無償化

・就学前施設 給食費無償化事業

質疑

①今後、新たに取り組みを検討している事業は?

②是枝町長の意気込み

回答

5歳児検診の実施。子どもだれでも通園制度の実施。()子ども家庭センターの設置、ファミリーサポートセンターの設置を検討している。

②住民の声を聴きながら、暮らしを支える温かい町政を作っていきたい。

泉佐野市 千代松 市長

発表

◆地域ポイント(さのぽ)について

・泉佐野市の人口より多い所有者となっている。

・加盟店舗数、頭打ちか?今後の課題。

・ポイント還元キャンペーンの実施。

◆中心市街地活性化の取り組み

・ダイワハウスと連携して、ピーチアビエーションの社員寮を、泉佐野市から貸す、全国的にも珍しい取り組みを実施。

・空き店舗の活用。

質疑

①「さのぽ」参加人数が増えた要因は?

②今後の展開について

回答

①行政ポイントの発行が要因か?

②ふるさと納税がベースとなっており、しっかり取り組んでいきたい。

田尻町 山本 町長

発表

◆安全で安心して暮らせるまち

①防災・文化センターの設置 ②地域防災力の向上

③子育て・若者支援事業 ④たじり一貫教育の推進

⑤健康増進 ⑥高齢者支援・福祉の充実

⑦活気・活力のあるまちへ

質疑

①「たじり夢サポート給付金事業」を具体的に教えてください

②山本町長の意気込み

回答

①関空の恩恵を町外の若者にも広く展開したい。スポーツなども含め、秀でた才能ある若者をサポートする取り組み。

②子育て・教育№1、防災№1など、小さい町ならではの取り組みを進めたい。

泉南市 山本 市長

発表

◆子育て施策

・りるぱ・子どもの権利

◆教育施策(学力)

・「学力向上対策室」を作り、より良い学びの環境を作り、つまずきを解消する取り組みを進めている。

・AIドリルの導入。市独自の学力検査の実施。

◆オンライン国際交流について

◆子ども施策について

・子どもの権利救済委員会の設置

質疑

オンライン国際交流の成果について。また、今後の展望について

回答フィリピンの公用語は英語だが、会話上の文法的な間違いに寛容なところがある。
英語に触れる、なじむのに最適と考えている。
今後は、語学研修や留学を検討しながら、グローバルな人材の育成に努めたい。

泉大津市 南出 市長

発表

◆農と食と健康を守るための取り組み

・米不足は一過性の問題ではなく、60年かけて発生した問題。

・安全安心な食糧の安定的確保に関する構想(R5.3)

・泉大津市が、学校給食を出口として、直接米を仕入れた。

・全国9自治体と農業連携協定を締結。

・オーガニック給食をめざした取り組み。

・出生届の翌月から、毎月最大10kgの金芽米をプレゼント。

質疑

①現在、泉大津市が取り組んでいる農・食・健康に関して、今後どのように展開される予定ですか?

②今年の米騒動について。

回答

①金芽米による医療費の削減効果の拡大。古米をなくす「熟成米」の技術展開を考えている。

②国の農業施策に問題がある上に、高温障害で問題が拡大している。農家を社会インフラとして守る必要がある。

岸和田市 佐野 市長

発表

◆パンダバンブープロジェクト

・竹をパンダに食べてもらい、残った部分をアップサイクルする。

・市内の丘陵地にある放置竹林の活用がスタート。

・白浜町、アドベンチャーワールドとの広域包括連携協定。

・竹を加工した食器や、竹チップ舗装に活用。

・アオリイカの産卵床、アート、茶室などにも活用。

質疑

①パンダが中国に帰国して、竹の消費量が減ったのでは?

②竹チップ舗装の強度は?

③佐野市長の意気込みについて

回答

①アドベンチャーワールドとも連携して検討中。何かアイデアがあれば教えて欲しい。

②材料の混合率によって強度を変える事ができる。

③タウンミーティング、市庁舎の建て替えなど、少しでも前に進んだと実感してもらえるよう取り組んでいきたい。

熊取町 藤原 町長

発表

◆妊娠期から切れ間のない支援

・家庭訪問型子育て支援事業、産前産後ヘルパー派遣事業

・保育料の第2子無償化、子ども食堂の推進

R7年度における新たな取り組み

・妊婦のための支援給付、産後ケア事業の拡充

・快適な保育環境の確保、心理士の配置

・給食費負担軽減、小中学校体育館にエアコン設置

・教育・支援センターの拡充、ユネスコスクールの取り組み

質疑

・子ども食堂の開催頻度の増進や、子ども達が参加しやすくなる取り組みについて。

・フードバンクとの連携など、支援施策について。

回答12/月の開催。補助金を活用した支援の実施。子どもたちにとって、より良い居場所になるよう支援している。

岬町 田代 町長

発表

◆住民に身近な行政サービス

・日本の将来を担う人材育成。子ども支援について

・新生活支援、おこめ券の配布について

◆地域経済の活性化について

・企業誘致について

・深日洲本ライナーについて

質疑

この秋には、岬町長選挙が実施されます。

次の4年をどのように考えられていますか?

回答新たなみさき公園、深日洲本航路の復活、企業誘致、農業公園構想、
公民館・図書館等整備事業など、待ったなしの課題は多い。
私の政治生命を総仕上げとして、住民の信託を得て、引き続き舵取りを担いたい。

2025平和行動in広島 レポート

(2025年8月5日~6日)

ジェイテクトPB労組 辻一平

<平和行動に参加して感じたこと>

・ピースウォークについて

広島平和記念公園の各モニュメントの見学をして印象的だったのは原爆ドームでした。

がれきの山や折れ曲がった鉄骨をみていると当時の状況が今も残っているので感傷的になり、改めて戦争と核兵器の怖さを伝え続けているのを感じました。

 ・被爆体験証言について

切明千枝子さんの当時のお話を聞いてとても印象に残りました。

戦時中、輜重隊が馬で荷物を運ぶときに家の前で糞をするのを待って、それを畑の肥やしにしていたり、隣組という組織の中で料理を作ったりしてみんなで協力して助け合ったりしていたと聞きました。また、忙しい女工さんのためにレコードコンサートをおこない戦時中でもこういったことがおこなわれていたことに驚きました。

194586日の原爆が落とされた話では、爆風によって地面にたたきつけられて気を失い、気が付いてあたりをみたら火の海で悲鳴をあげながら川岸に行く人をみて本当に地獄だったとおっしゃっていました。そんな中でも自分も怪我をしながら下級生などの介護や亡くなっていく人の姿を見てきて大変な思いをしたということが伝わってきました。

最後にこの広島の地で多数の方が亡くなっているので広島に来て歩くときには「踏んづけてごめんね」と言ってあげてくださいという言葉がとても印象的でした。

・被爆者からの話を聞く機会が少なくなっているので被爆者の声を次の世代へ語り継いでいかなければならないし、一人一人が戦争や核兵器の恐ろしさを知って自分事として考え、平和を作っていかなければならないと感じました。

ジェイテクトPB労組 津田悦史

<平和行動に参加して感じたこと>

・日本だけでなく、世界の各国からすごく関心があるということ

・高齢化が進んでいく中、語り部として活動できる人が減少しており、被爆体験を直接聞ける機会が減ることでその実相が忘れられてしまう可能性がある

2025平和行動in長崎 レポート

(2025年8月8日~10日)

泉南地区教職員組合 源美寿穂

■はじめに

 貝塚市内の小学校では、広島への修学旅行に向けて平和学習を行っています。主に広島への原爆投下について扱うことが多いのですが、今回長崎への平和行動では、長崎で起こった出来事を自分の心で感じたいと思い参加しました。

■1日目(乗り物酔いにより体調不良のためホテルにて休養させていただきました…)

■2日目

・長崎原爆犠牲者平和祈念式典

 出島メッセの中継会場にて、式典に参加しました。今年は被爆80年。長崎市長の平和宣言で引用された故・山口仙二さんの「ノー・モア・ヒロシマ  ノー・モア・ナガサキ  ノー・モア・ウォー  ノー・モア・ヒバクシャ」の言葉は私たち戦争を経験していない世代がその意思を引き継いでいく必要があると強く感じました。

・ピースウォーク

 平和公園内の碑や被爆当時の地層、平和の泉、平和祈念像、防空壕などを訪れました。

 平和の泉前の碑文には「のどが乾いてたまりませんでした」と刻まれています。油が浮いていた水を飲んだり、水さえも飲めない人もいたりしました。松山町防空壕では、わずかに生き残った人もいたらしいのですが、ほとんどの人たちが火傷や放射線などで重傷を負い、次々に亡くなっていきました。平和公園では、被爆された方々の声が聞こえてきそうでした。

・原爆資料館

 広島の原爆資料館には行ったことはありましたが、長崎は初めてでした。原子爆弾による被害、遺品、救援・救護に当たった人、ご遺族の話。特に核兵器のない世界を目指しての展示では、まだまだ世界中では核兵器を保有、研究していることを改めて知り、考えさせられました。たとえ一人ひとりの力は小さくても、それが結集すれば、未来を切り拓く大きな力になるはずです。「長崎を最後の被爆地にするために。」

■3日目

 軍艦島ミュージアム、長崎県美術館、大浦天主堂、グラバー邸を見学しました。残念ながら悪天候のため軍艦島に行くことはできませんでしたが、軍艦島の歴史、人々の暮らしについて詳しく知ることができました。また、世界文化遺産の大浦天主堂では、建物の美しさはもちろん、信仰の自由を獲得するまでの苦難について学ぶことができました。

■おわりに

 平和について考えるだけではなく、連合のみなさんとのつながりを実感できた3日間でした。職種が違っても、平和に対しての思いは同じであること、そして連合のみなさんの優しさに救われました。悪天候の中、平和行動を運営していただいた連合大阪の皆様に感謝します。貴重な機会をありがとうございました。

泉南地区教職員組合 宇野紗由里

 戦後80年という節目に貴重な機会をいただき、長崎平和行動に初めて参加させていただきました。今までも平和について考えてきたつもりでしたが、今回の平和行動を通して、改めて平和の意味やその大切さを深く感じることができました。感じたことや心に残った言葉をしっかり覚えておき、今私にできることは何か考えながら行動していきたいと思いました。仕事を通して、子ども達に平和の尊さを伝え、平和な未来を築くために力を尽くしていきたい気持ちを、より強く持つことができた3日間になりました。

1日目

・連合2025平和ナガサキ集会に参加

 「平和を願う」だけでなく「平和を叶える」ための行動が必要だという言葉が心に残りました。被爆者の方は目を閉じたまま力強く語ってくださり、終わった後は力を使い果たしたような姿が印象的でした。その姿から、しっかり平和へのバトンを受けとりこの経験を忘れたくないと思いました。講演では、「ふりかえると、10年前の国際情勢が現在の核軍縮の停滞や武力行使の状況に少なからず影響を与えている」というような話があり、ドキリとしました。そして「平和を守るには、兵器保持などではなく人間の心が唯一の方法だ」という言葉が強く心に響きました。

平和をつなげるためにも、子どもたちと共に私もそういった力をつけていきたいと思いました。

2日目

・長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典やピースウォークに参加

 実際の防空壕を見学しました。戦後米軍による調査で核シェルターをつくる際の参考にされているという事実を知り、衝撃を受けました。長崎では国や地域の枠を超えて同じ地球に生きる仲間として「地球市民」という考え方を大切にしているということを知り、その考えが広がればいいと思いました。

3日目

 軍艦島に行くという予定でしたが、天候不良で残念ながら中止になりました。そのかわりに、軍艦島ミュージアムへ行ったり、長崎県美術館で行われていた「ゴヤからピカソ、そして長崎へ 芸術家が見た戦争のすがた」という展示を見たりすることができました。また、グラバー園や大浦天主堂では、長崎の美しい景色や庭、歴史のある素敵な場所を観光することができました。

 この3日間、一緒に長崎へ行ったみなさんと楽しい時間を過ごすことができました。そして、平和のために活動する人たちにも出会うことができました。今回学んだ平和への想いと人との出会いを大切にしながら、これからもがんばっていきたいと思います。